均一な液滴を早く、大量に!
~並列マイクロ流路を使った最新のエマルション生成技術~
西迫 貴志(東京科学大学)
発明のポイント
マイクロ流路を用いた液滴生成技術(図1)の生産技術への適用を目指し、複数の流路を並列化して生産量を飛躍的に向上させる「ナンバリングアップ」型の装置が開発されています(図2)。しかし従来装置では、各流路に流量を均一に供給するために複雑な二次元・三次元の流路配置が必要であることが課題となっています。


発明の概要

新技術:スリットを用いた液滴量産装置
- ■マイクロ流路アレイとスリットの組み合わせ(図3)
- ■スリットとマイクロ流路の接続部にて液滴生成(図4)

- ■内部の流路構造が大幅に単純化
- -より高密度な流路配置が可能に
- -利便性が向上、より保守管理しやすい装置に
- ■多相液滴の生成にも対応(図5)
実証試験結果

(1000流路、流路サイズ:100 × 100 µm、生産速度:2.4 L/h)

想定される用途
- ■乳化操作全般(食品、化成品、医薬品、農薬他)
- ■機能性微粒子の生産
- -ハイドロゲル粒子(薬剤・細胞内包、図6)
- -薬剤内包PLGA粒子(図7)
- -異形粒子、表示材料、圧力センサ用カプセル他
- ■マイクロ・ナノバブル生産


ライセンス可能な特許
発明の名称:マイクロ液滴・気泡生成デバイス
国際公開番号:WO2019/168130
登録番号:特許第7254365号(1.30MB)、米国12168230(3.73MB)