最終公開成果発表会(2023/10/16)
終了報告
JST主催にて、標記成果発表会が開催され、ALCA-SPRING各電池系のチームリーダー・サブチームリーダーおよびチームメンバー11名から、 10年間のALCA-SPRINGの取り組みや研究成果、成果特許について発表を行いました。多数のお申込み、ご来場、誠にありがとうございました。
開催概要
次世代蓄電池プロジェクト (ALCA-SPRING) は、科学技術振興機構 (JST) 先端的低炭素化技術開発事業 (ALCA) の特別重点技術領域として2013年度に開始しました。 従来の蓄電池の性能を凌駕する革新的な蓄電池の創製を目指し、具体的には「全固体電池」、「リチウム硫黄電池」、「金属-空気電池」、「Mg金属電池」など、 現行のリチウムイオン蓄電池の延長線上にはない蓄電池の研究開発を、電池総合システム最適化研究を重視して取り組み、多くの成果を創出して昨年度末に終了しました。
今回の最終成果報告会では、今後の社会実装・将来展開に向けて、10年間のALCA-SPRINGの取り組みや創出された研究成果および成果特許を広く発信しました。
- 主催
- 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
- 日時
- 令和5年10月16日(月)10時00分~17時00分
- 会場
- TKP 市ヶ谷カンファレンスセンター バンケットホール8A
(東京都新宿区市谷八幡町8 番地) - 開催形式
- ハイブリッド開催(Zoom Webinar)
- 参加費
- 無料
プログラム
(敬称略) | ||
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10:00-10:05 | オープニング | JST 未来創造研究開発推進部 |
10:05-10:15 | 挨拶 | 魚崎浩平 (北海道大学/物質・材料研究機構/JST 研究開発戦略センター) |
10:15-10:20 | 進行等の説明 | JST 未来創造研究開発推進部 |
10:20-11:00 | 次々世代電池(Mg金属電池、他) 金属系負極(Li, Mg)を用いた二次電池の開発 | 金村聖志(東京都立大学) |
11:00-11:20 | 成果特許の紹介を交えた講演① マグネシウム金属負極蓄電池用高性能電解質 及び負極材の開発 | 万代俊彦(物質・材料研究機構) |
11:20-11:50 | 次々世代電池(金属-空気電池) リチウム空気電池に関する研究成果報告と 将来展望 | 中西周次(大阪大学) |
11:50-12:10 | 成果特許の紹介を交えた講演② リチウム空気二次電池の空気極反応を 高効率化する空気極および電解液の開発 | 齋藤守弘(成蹊大学) |
12:10-13:30 | 講演者との個別質疑・昼休憩 | |
13:30-14:00 | リチウム-硫黄電池 正極不溶型リチウム硫黄電池の開発 | 渡邉正義(横浜国立大学) |
14:00-14:20 | 成果特許の紹介を交えた講演③ ミクロ多孔性炭素を正極基体とする リチウム硫黄電池と特許化技術 | 石川正司(関西大学) |
14:20-14:50 | 酸化物型全固体電池 酸化物型全固体電池の開発 | 高田和典(物質・材料研究機構) |
14:50-15:10 | 成果特許の紹介を交えた講演④ 自己形成液相を用いた全固体電池の作製と その電池特性 | 渡邉賢(九州大学) |
15:10-15:40 | 講演者との個別質疑・休憩 | |
15:40-16:10 | 硫化物型全固体電池 「硫化物型全固体電池」10年間のとりくみ | 辰巳砂昌弘(大阪公立大学) |
16:10-16:30 | 成果特許の紹介を交えた講演⑤ リチウム金属-固体電解質界面の構築技術 | 北浦弘和(産業技術総合研究所・つくば) |
16:30-16:50 | 成果特許の紹介を交えた講演⑥ 硫化物電解質の開発と金属リチウム負極 界面設計 | 林晃敏(大阪公立大学) |
16:50-17:00 | クロージング | JST 未来創造研究開発推進部 |
17:00-17:30 | 講演者との個別質疑・閉場 |
プログラムは予告なく変更する場合があります。
お問い合わせ
- 問い合わせ先
- 国立研究開発法人科学技術振興機構
未来創造研究開発推進部 馬場、山梨、武田 - alcaspring=jst.go.jp ([ = ] を [ @ ] に変更してください)