研究成果最適移転事業成果育成プログラムC(プレベンチャー)
| ||||||||||
研究成果最適移転事業成果育成プログラムC(プレベンチャー)評価委員会
| ||||||||||
4.研究開発課題の個別評価 | ||||||||||
(3)精密微調機構用圧電アクチュエータ | ||||||||||
| ||||||||||
1 )) 研究開発の概要 圧電素子と空気圧シリンダを組み合わせ、粗動・微動機構を一体化した、小型かつ高精度のアクチュエータ(位置決め機構)を開発する。発光・受光素子と光ファイバ、導波路との位置あわせやレンズやミラーなどの光学部品の組立の際の光路、光軸調整のためのアクチュエータとして利用が期待される。 | ||||||||||
2 )) 事後評価内容 A)成果 開発したペンシル型圧電アクチュエータは、1億回作動後の性能劣化も発生せず、高精度(10nm)のシステムとして機能した。積層型圧電素子に関する開発は、試作を終了した。各種製品開発関係として、電源、コントローラの開発が完了し、ニーズに応じた多様化の段階に移行可能である。試作した微動ステージの性能は、目標に近い性能であるこが確認できた。起業化に向けた各種調査により、慣性力を用いた芯打アクチュエータ、芯打ち装置は既存製品と比較してもメリットを有し、ユニークであることが分かった。微動ステージに関しては、競合も多く性能面での競争が厳しいことが判明した。また、広範な市場展開の可能性が示され、展示会への出展においても期待の持てる反応が得られた。これらの成果をもとに、株式会社ナノコントロールを設立した。 特許出願数:8件 B)評価
| ||||||||||
←(2)高精細プリンター用のマルチ対応光走査装置 目次 (4)抗肥満・抗脂血症薬→ |