JST(理事長 中村 道治)は、社会技術研究開発センター(センター長 有本 建男)の戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)において、平成24年度新規研究開発領域「コミュニティがつなぐ安全・安心な都市・地域の創造」を設定し、その領域総括を林 春男 京都大学 防災研究所 巨大災害研究センター 教授に決定しました。
社会技術研究開発は、社会の具体的な問題の解決を通して、新たな社会的・公共的価値の創出を目指す事業です。社会問題の解決に取り組む関与者と研究者が協働するためのネットワークを構築し、競争的環境下で自然科学と人文・社会科学の知識を活用した研究開発を推進して、現実社会の具体的な問題解決に資する成果を得るとともに、得られた成果の社会への活用・展開を図ります。
今回新たに設定した領域では、東日本大震災をはじめとする災害から得られた課題や教訓を科学的に検証し、今後予想される大規模災害に対して私たちの社会をより強くしなやかなものにする災害対策を実現するための研究提案を募集します(3年を上限、最大3,000万円/年)。領域の設置期間は平成24年度から平成29年度までを予定しており、領域の運営責任者である領域総括が領域アドバイザーらの協力を得て、研究提案の募集、選考、並びに採択後の研究開発マネジメントを推進します。
ついては、平成24年度の研究提案募集を、平成24年7月3日(火)から平成24年8月28日(火)午前12時(正午)まで行います。
研究提案募集の詳細については別紙資料を参照してください。下記ホームページにも関連情報を掲載していますので、併せて参照してください。
ホームページURL:https://www.jst.go.jp/ristex/