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- [人とインタラクション] 平成29年度採択課題
情報通信研究機構
脳情報通信融合研究センター
主任研究員
情報提示を脳の状態に合わせるとともに脳状態を情報提示に合わせることで、脳 と情報デバイスが双方的に寄り添うウェアラブルシステムを開発し、ユーザーの負担が小さく、かつ効率的な情報提示を目指します。具体的には、脳波の強度、周波数、位相などの情報に基づき適切なタイミングで情報提示を行うとともに、脳波の周波数操作技術を用いて、その時々で求められる脳状態を作り出す技術を開発し実装します。
東京工業大学
情報理工学院
助教
私は「計算機で人の知覚を拡張する」というビジョンから「視覚拡張」の研究を行っています。視覚拡張は拡張現実感(AR)技術を応用し、私たちの視覚を計算機によって賢くサポートする技術です。本提案では視覚拡張技術の要となる、現実と遜色ない映像を視覚に投影する映像提示技術を開発します。特に光学シースルー頭部搭載型ディスプレイ(HMD)による映像の再現性向上に関する技術開発とその視覚拡張応用を行います。
熊本大学
大学院先端科学研究部
准教授
旧来のテレビなどの映像機器に代わる次世代のディスプレイとして,360度から立体映像を見渡すことができる多視点ディスプレイや,3Dプリンタなどで作成した物体やプラズマや超音波などの物理的な媒体を用いたディスプレイが注目を集めています。本研究ではこのような次世代ディスプレイの映像モデルを制約付き因子分解問題として捉え,新たなデータ符号化技術の創成を目指します。
慶應義塾大学
理工学部
准教授
高齢化に伴う整形外科疾患の患者数の増加によって、病院からリハビリ患者が溢れてしまう「リハビリ難民」が社会問題となっています。この課題を打開するために,本提案ではIoT技術を用いて、病院以外での地域包括ケアシステムや生活環境でリハビリ実施を促すシステム基盤を構築します.本研究では、整形外科疾患の中でも上肢の疾患である手根管症候群と橈骨遠位端骨折の運動機能回復を目指します。
大阪府立大学
大学院工学研究科
教授
本研究では、人の健康状態、室内環境の複数情報を連続的に計測し、それらの相関関係解析及びビッグデータ化による「未病の発見」や「予防医学」への発展を目指す。本実現に向け、全く新しいコンセプトとして、違和感無く装着可能なフレキシブルな環境・健康管理センサシートシステムの開発を行う。本システムのプラットフォーム構築により、幸福で快適、安全・安心な生活が可能になる超スマート社会実現の基礎技術構築を行う。
東京大学
大学院情報理工学系研究科
准教授
本研究の目的は,バーチャルリアリティ技術を活用した身体拡張体験を通じて,個人が自らの心的状態や認知を適切に変化させることを支援する技術基盤の構築です。バーチャルリアリティならではの変身・分身という身体拡張体験を活用したコミュニケーション環境において,ポジティブな心理効果や,柔軟な思考を妨げる認知バイアス等の発生を制御する技術を構築し,人同士の相互理解の深化促進が可能な情報環境の構築を図ります。
筑波大学
システム情報系
助教
本研究では,触錯覚を用いた間接的・効率的・広範囲な足底触覚提示手法を確立し,日常生活の中で刻々と変化する身体運動・行動に求められる足底機能を横断的かつシームレスに拡張するフットウェアの実現を目指します。本フットウェアによりユーザの位置や動作に応じた触覚情報を常に足底にフィードバックする環境を構築し,足底を介したあらゆる身体運動・行動の支援・拡張することで日常生活の質の向上に貢献します。
東京大学
大学院新領域創成科学研究科
准教授
本研究は,身体動作を計測し,その動作情報と機械学習とを組み合わせることで2つのことを可能にします。1つは,人が触れている対象の触覚的な情報の推定です.対象への人の触れ方を計測し,触れたものへの押下力等が推定できるようになります。2つめは,人がこれからどのような動作をするのかのリアルタイム予測です。予備動作を学習することで,直後の人の動作を推測可能になります。
東京大学
大学院情報学環
准教授
高速ビジョンを用いたロボットの視覚制御技術,高速センサネットワーク技術を駆使して,高速性と低遅延を基軸とする次世代実時間インタラクションに向けた人間ロボット協調システムを開発します。具体的な人間機械協調タスクとして,動作シンクロ,協調動作,運動機能拡張を実現し,人間とロボットとの新たなインタラクション技術を創出します。
東京工業大学
科学技術創成研究院
准教授
本研究では、心と身体の健康のセルフケアを、脳波を用いたBrain-Machine Interface (BMI)でサポートすることを目的としています。脳活動情報を用いて心の変動や運動調整能力の解読を実現し、自分の心身状態を日々確認することで、普段気がつきにくい心身の異常をいち早く見つけることができると考えています。この心身の状態を自分でモニタリングし、健康指標を提供するシステム構築を目指します。