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研究成果
第1期研究成果

生体膜表面に吸着する環境ホルモンの計測システム
叶 深(北海道大学)
概要
 本研究は環境ホルモンのその場高感度計測法の開発や、環境ホルモン分子の吸着・侵入に伴う生体膜構造の変化について分子レベルでの解明を目標としている。機能性高分子薄膜で修飾された水晶振動子マイクロバランス(QCM)電極を用い、環境ホルモンの一つとして疑われているビスフェノールA (BPA)の高感度計測に成功した。また、極めて高い界面感度をもつブロードバンド和周波発生(SFG)システムを新たに構築し、従来の振動分光法では観測が困難とされる生体高分子薄膜やラングミュア-ブロジェット(LB)超薄膜や脂質二分子膜等の擬似生体膜における界面構造の分子レベルでの計測に初めて成功したと同時に、BPAの吸着・侵入に伴う膜構造変化についても追跡した。
要旨
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