重川
秀実
筑波大学 大学院数理物質科学研究科 教授
http://dora.bk.tsukuba.ac.jp
走査トンネル顕微鏡およびその関連技術は、原子レベルの空間分解能を持ち、ナノスケールの科学研究を遂行する上で欠かすことが出来ないものですが、高速現象の測定を得意としません。一方、光を用いた測定法では、短パルス光による高速測定の手法が確立されていますが、一般に波長程度の空間的な分解能しか持たないものです。そこで、両先端技術を融合することにより、時空両領域で極限的な分解能を持ち、ナノスケールでの新たな物性研究を可能にする新しい極限計測・制御技術の開拓を目指します。
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