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資源の持続的利用に向けたマグロ類2種の産卵生態と初期生活史に関する基礎研究

生物資源

パナマ共和国

終了

資源の持続的利用に向けたマグロ類2種の産卵生態と初期生活史に関する基礎研究

日本人の大好物、マグロの持続可能な漁業と養殖を支援せよ!

  • SDGs14
  • SDGs12
  • SDGs13

研究代表者

    • 澤田 好史

      近畿大学 水産研究所 教授
    • researchmap

相手国

パナマ共和国

国内研究機関

相手国研究機関

パナマ共和国水産資源庁(ARAP)、全米熱帯マグロ類委員会(IATTC)

採択年度

平成22年度(2010年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

謎の多いマグロの生育過程を解明し、完全養殖技術の基礎を作る
 キハダと太平洋クロマグロはパナマや日本など多くの国で利用されるが、乱獲と地球規模気候変動で資源量減少が危惧される。そこで世界初のクロマグロ完全養殖に成功した日本の技術で、両種の持続的な漁業に欠かせない資源管理技術向上とキハダの養殖基盤確立を実現し、世界と日本の両方に貢献する。具体的には、両種の繁殖や稚魚・幼魚の生態解明、資源予測技術と養殖基礎技術開発を実現し、将来両国でそれらを持続できる人材育成・体制確立を行う。

キハダと太平洋クロマグロの飼育実験で繁殖・初期生態を解明する
 2011年5月からパナマの実験場でキハダを、近畿大学で太平洋クロマグロを、親魚から得た卵から育てて繁殖と生育の仕組みを解明する実験を始めた。この成果を両種の将来の資源量の変動予測とキハダ養殖技術に活かし、パナマ、日本ひいては世界の持続可能な漁業と養殖を支援する。

研究実施風景

イメージ1

キハダの各発育段階

イメージ2

アチョチネス研究所のキハダ親魚

イメージ3
イメージ4

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

中間評価報告書 終了時評価報告書 追跡調査報告書

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