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野生生物と人間の共生を通じた熱帯林の生物多様性保全

環境・エネルギー(地球規模の環境課題)

ガボン共和国

終了

野生生物と人間の共生を通じた熱帯林の生物多様性保全

アフリカの熱帯林に、人と野生動物が共に生きる未来をつくれ!

  • SDGs15
  • SDGs12

研究代表者

    • 山極 壽一

      京都大学 大学院理学研究科 教授
    • researchmap

相手国

ガボン共和国

国内研究機関

中部学院大学、鹿児島大学

相手国研究機関

高等教育科学技術研究開発省 国立科学技術研究センター (CENAREST)、熱帯生態研究所 (IRET)

採択年度

平成20年度(2008年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

昔から自然と共存してきた日本だからこそ、できること
 国土の80%を森林が占めるガボンでは、ゴリラ等の野生動物が生息する豊かな自然環境が残っている。自然保護と地元経済への貢献を両立させるエコツーリズムの開発に取り組んでいるが、研究者のみならず周辺住民の知識不足が問題となっている。そこで、特に生物多様性の高いムカラバ国立公園にて、生態系の調査や遺伝的多様性の分析、ゴリラやチンパンジーを人に慣れさせる人付け、動植物のガイドブックの作成や、ツアーガイドの養成、住民への環境教育等を実施している。

熱帯林を総合的にとらえ、エコツーリズムの歩むべき道を探る
 ガボンの熱帯生態研究所に実験室を立ち上げ、公園内の動植物の分布・多様性の調査を行っている。人付けや、隣接地域の社会や経済状態の調査を継続的に行い、野生生物と人間の共生を通じた熱帯林の生物多様性の保全を目指す。

研究実施風景

人付けの進むゴリラの集団で、無邪気に遊ぶ子供ゴリラたち

人付けの進むゴリラの集団で、無邪気に遊ぶ子供ゴリラたち

屋久島の研修で、屋久島生物多様性保全協議会の人たちと保全活動をするガボン人研究者

屋久島の研修で、屋久島生物多様性保全協議会の人たちと保全活動をするガボン人研究者

調査に参加したドゥサラ村の協力者と  プロジェクトメンバー

調査に参加したドゥサラ村の協力者と
プロジェクトメンバー

事前調査におけるプロジェクトの協議

事前調査におけるプロジェクトの協議

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

中間評価報告書 終了時評価報告書 追跡評価報告書

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