研究者大喜利 〜科学で大変身!未来のあたりまえ編〜RESEARCHER's OGIRI -Science Transforms the Everyday life: The Future of “Normal”-
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テレコムセンタービル 1階 オープンスペースA
出展者名
アークレブ/AASN
Arclev, Inc. / AASN
プログラム概要
研究者大喜利は、参加者の皆さんと一緒に作り上げていく参加型のイベントです!大喜利のお題に対して、会場にいる全員で実現可能性を顧みずに突拍子もないアイディアを出していき、そのアイディアに対して研究者たちや専門家は現在の技術や研究を織り交ぜながら解説や実現可能性を楽しく探っていきます。参加者のみなさんからの豊かな発想力や、研究者の専門性など、個々が持つ能力や知識が掛け合わされることで、これからの「未来」を一緒に考えていきます!普段あまり出会わない研究者と出会い対等に対話できる場として、小中高生のみなさんに研究者という仕事を知っていただき、未来を切り開いていくきっかけとなることを目指しています。
The "Researcher Ōgiri" event, hosted by the researcher community AASN, is a participatory event co-created with all participants! In response to a variety of humorous and imaginative prompts, everyone in the venue is encouraged to come up with wildly creative and outlandish ideas—without worrying about feasibility. Researchers and experts then provide commentary and explore the potential (or impossibility!) of those ideas with current technologies and research to in a fun and engaging way.
By combining the rich imagination of the participants and creativity of researchers, this event creates a space to collaboratively envision the future. It also offers a unique opportunity for elementary, middle, and high school students to meet researchers—people they might not normally encounter—and engage in equal, open dialogue. The goal is to introduce the exciting and impactful work of researchers, and to inspire the next generation to help shape the future.
登壇者プロフィール
松尾 英里子 MATSUO Eriko
フリーアナウンサー(元日本テレビ).慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート客員所員.一般社団法人たまに理事.2022年慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究科修士課程修了.アナウンサーとして活動する傍ら,システム思考を用いた人材育成・組織開発プログラムを行う.
小田 悠加 ODA Haruka
東京大学大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻特任助教.2015年東京大学大学院工学研究科博士課程修了.博士(工学). 2016年東京大学生産技術研究所特任研究員を経て2020年より現職. 在学中に日本学術振興会DCおよびThe Wellman Center for Photomedicine, Boston MA, USAに留学.
鳥谷 真佐子 TORIYA Masako
東京科学大学環境・社会理工学院技術経営専門職学位課程・イノベーション科学系准教授&ユーフォリアスポーツ科学研究所所長.2001年大阪大学大学院医学系研究科博士後期課程修了,博士(医学).慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート特任教授等を経て現職.
堀部 和也 HORIBE Kazuya
理化学研究所脳神経科学研究センター理研CBSートヨタ連携センター計算論的集団力学連携ユニット基礎科学特別研究員.数理モデルを用いて人の社会や文化の研究を行う.具体的には複数の大規模言語モデルエージェントによる社会シミュレーションを行っている.これまでヒューマンエージェントインタラクションおよび人工生命の研究に従事.理論生物学で学位を取得.
大槻 将久 OTSUKI Nobuhisa
自動車メーカーにてロボット開発/新規事業開発に従事.目的志向エンジニア.教育機関や自治体,スタートアップなど様々な方と連帯し幅広いロボット/デバイス/事業開発に携わる.幼少期よりモノづくりが好きで,パソコンや工作に熱中するあまり,14歳から通学をやめ一度社会に出る.その後再度モノづくりのため勉学を志し渡米,電気工学・コンピューターサイエンスを学ぶ.
大喜多 優 OKITA Yu Sandra
コロンビア大学教育学大学院准教授.スタンフォード大学教育学大学院博士課程修了、博士(学習科学).ロボットやXR環境を用いた協調学習,人間と技術の共創や関係構築をデザイン.先端技術を用いた思考プロセスの可視化や自己投影を通して子供の知的好奇心や探究心を育て,問う力を養い,発明家マインドを育成する研究開発を推進.
RIKKA
都内小学校6年生.スタートアップJr.アワードファイナリスト.コロナでつらい子供たちを笑顔にしたいと思い,ホテルとコラボして「グミ・アフタヌーンティー」を実現.その後子供の自己肯定感を爆上げするアプリ「ほめっち」を考案.企業と連携して開発したプロトタイプは,現在全国の高校や小学校でお試し導入中.日本を子供が自殺なんて考えない国にしたい.そして、自分はすてきだ!と思う若者が世界一多い国にしたいとの思いから活動中.
タイムテーブル
司会 松尾 英里子/小田 悠加
✏️出展レポート
話し合った未来像
本イベントでは、以下の2テーマを設定し、未来の姿について登壇者と参加者の間で話し合った。「テーマ1: 未来の朝はこうして起きる?未来の一日のはじめかた!」「テーマ2: こんな風に教わりたい!未来の授業は超進化系!」
意見・論点
テーマ1: 未来の朝はこうして起きる?未来の一日のはじめかた!では、光や音で優しく起こしてくれる仕組みや、
一番気持ちのよい時に起こしてくれる仕組みがあるとよいのではないかという意見のもと、
どのようにそれらを実現できるのか、また睡眠中と覚醒している時の違いは何かなどが論点となった。
テーマ2: こんな風に教わりたい!未来の授業は超進化系!では、エージェントを自分で教育し、自分の代わりにエージェントが試験を受けてくれる制度や、歴史上の人物になりきってシュミレーションをしながら授業を受けるなどのアイディアが提案された。一方で、自分の好きな科目や内容だけでなく、生きていく上では不快なことを学ぶことも大事であるという指摘もなされた。
キーワード
VR空間と現実世界の両立、不快の勉強
来場者との対話から得られたこと・今後に生かせること
年齢や背景、興味関心などあらゆるものが異なる多種多様な参加者からの発言により、
普段の研究では得られないような新しく画期的な視点を得ることができた。