新しいワクチンのカタチ ~お米を使ったワクチン研究~Reimagining Vaccines - The Surprising Science of Rice! -
・ 10:00〜17:00
テレコムセンタービル 5階
出展者名
千葉大学未来粘膜ワクチン研究開発シナジー拠点
Chiba University, Synergy Institute for Futuristic Mucosal Vaccine Research and Development (cSIMVa)
プログラム概要
「針を使わない予防接種?」「お米のワクチン?」そんな未来の予防接種が実現するかも!?
現在、人にも環境にも優しいワクチン・予防接種の研究開発が進められています。千葉大学未来粘膜ワクチン研究開発シナジー拠点のブースでは、そんな未来のワクチンについて体験できるコーナーを用意しています。私たちと一緒に「新しいワクチンのカタチ」について考えてみませんか?
① 免疫細胞の種類やその働き、予防接種のメカニズム、最新のワクチン研究を「知ろう」
② 安全?危険?遺伝子改変植物を用いたコメ型経口ワクチンについて「考えよう」
③ 免疫細胞の特徴を踏まえて、イラストを描き、オリジナルキーホルダーを「作ろう」
Needle-free vaccinations? This vision of the future could soon become a reality! We are developing vaccines that are gentle on people and the planet. Visit our exhibition stand to experience these next-generation vaccines for yourself. Join us to explore "the new shape of vaccines"!
Learn: Discover the different types of immune cells and their functions, as well as the latest vaccine research. Consider: How safe are these oral, rice-based vaccines, and what are the risks involved with using genetically modified plants?
Create: Design your own original keychain inspired by the unique characteristics of immune cells.
✏️出展レポート
話し合った未来像
粘膜ワクチンの認知度、コメ型経口ワクチンに対する印象(体験前・体験後)、ヒトチャレンジ試験について
意見・論点
- 子供に飲み薬を飲ませるのに苦労しているので、吐き出してしまったら意味がないのなら注射の方が嬉しい。
- 味がおいしい方が嬉しい、白玉みたいな感じで食べられるor飲めると嬉しい
- なぜコメなのか(他の植物ではいけないのか)
- 粘膜ワクチンにおける経鼻ワクチンと経口ワクチンの使い分け
- 実際に使えるのはいつ頃か
- 遺伝子改変米の最初の最初はどうやって作出するのか
- このワクチンを鶏卵用のニワトリのための鳥インフルエンザワクチン・豚熱用のワクチンに応用できないか(畜産分野)
- この技術がワクチン以外の薬に応用できるのか?
- どんなに厳重に管理してたって外に出て交配が起きる可能性はゼロではないのでは?
- コメ型という名前が「食べ物」や「食べるという動作」を連想させるため、陰謀論の様な話が広まるのではないか。
キーワード
粘膜ワクチン、経口ワクチン、経鼻ワクチン、お米(ムコライス)、遺伝子改変技術、ヒトチャレンジ試験、CHIM
来場者との対話から得られたこと・今後に生かせること
- 粘膜ワクチンをテーマに、将来使用することが期待できるワクチンへの期待やどのような物が欲しいか、問題点などについて話し合う中高生向けのワークショップなどを行うイベントを実施する。
- 見るだけでなく「考えて・めくって答えを見る」という体験を取り入れる。
- 研究紹介とのつながりを強めるために、制作の前に簡単なクイズや展示を見てもらう仕組みを設けると、より学びのある体験になる。
- CHIMについて説明した際そこまで抵抗感を示されなかったのが印象に残った。
- 経鼻投与のデバイスや、コメワクチンのサンプル(粉末6g)を写真だけでなく、実際に展示する
- 推しの免疫細胞を決めてもらって推し活グッズみたいなのを作る
- クイズ企画。正解したら何かインセンティブ(研究に関する何か)をプレゼントする