「サイエンス×アート」で探究する未来の学びExploring Future Learning: Science × Art
・ 10:00〜17:00
テレコムセンタービル 4階
出展者名
ナインキッズラボ 9kidslab
9kidslab
プログラム概要
これからの社会を担う小学生と共に、新しい探究型学習の形を提示し、科学と教育の未来について来場者と対話します。自ら「問い」を立て、独自の視点で「解決」し、社会に「実装できる」人材育成は、現代の重要課題です。本企画では、サイエンスとアートを掛け合わせた作品展示を通じて、一方向からでは見えにくい多様な視点や創造的解決策を提示します。来場者参加型作品の展示を通じて、子ども・保護者には「体験と対話」を、発表する子どもたちへは「気づきと成長」を、教育関係者には「新たな学びの形についての対話」を促します。掛け算型探究学習の可能性について、来場者と一緒に考えます。
Together with elementary school students who will shape the society of the future, we will present a new model of inquiry-based learning and engage visitors in dialogue about the future of science and education. Fostering individuals who can formulate their own questions, find solutions from unique perspectives, and implement them in society is one of today’s most important challenges. In this project, we will present diverse perspectives and creative solutions—often hard to see from a single angle—through an exhibition of works that combine science and art. Through interactive exhibits, we aim to provide children and parents with “experiences and dialogue,” to offer the presenting children “insights and growth,” and to inspire educators to “discuss new forms of learning.” Together with our visitors, we will explore the possibilities of this “multiplicative” inquiry-based learning approach.
✏️出展レポート
話し合った未来像
本企画では「科学と美術の両方の視点で自ら問いを立て、探究する」オンラインスクールの小学生たちが、自身の作品を展示し来場者と対話しました。運営側とも合わせて、特に対話で話し合った内容は下記です。
- 「未来の学びについて」
- 「オンライン教育の可能性」
- 「対話とクリエイティブの関係性」
今回7名の小学生が現地参加(来れない子はオンライン接続)、展示した作品数は9点でした。会場では、来場者に向けてワークショップを行い、小学1年生の作品「うみ」に関連した「アルミホイル彫刻」のワークショップも行いました。
意見・論点
- 実験教室や絵画教室はよく聞くが、「美術と科学」を同時に学ぶというのは初めて聞いた。
- 子ども対象で、かつオンラインで大学のゼミのような教育スタイルが成立することに驚いた。
- 科学だけでなく、美術の視点も取り入れながら作品を制作していることが素晴らしいと思った。
- 「小学生でここまでできるんだ」と驚いた。単純な工作や科学実験よりも発展した内容だと思った。
- 「自分で問いを考える」というのは、大人も難しいと感じる。
- 「対話」という行為自体がクリエイティブな行為であると感じる。
- 科目横断で学ぶというのは教育の理想系に近いのではないか。
- 科学技術が進歩すると美術も進歩する側面もあるので、まるで対話のようにお互い成長していくと思う。
- 子どもが子どもらしく生きるためのスタート地点は「自分を知ること」だと思うので、「自分の得意・好き」を知るというのは大事だと思う。
キーワード
オンライン、科目横断、対話、クリエイティブ、自分を知る、問い、美術と科学の相互作用
来場者との対話から得られたこと・今後に生かせること
子どもたちが得られたこと
- 来場者との対話を通じて、子どもたちが実際に自分の作品を他者に説明する、という貴重な成長機会が得られた。
- 来場者に自分の作品を説明したり、自分の作品を褒めてもらったりすることで、子どもたちの自己理解の機会、また自己肯定感の向上機会が得られた。
- 普段はオンラインなので、子どもたち、保護者たちがリアルで実際に会う貴重な機会が得られた。
運営側が得られたこと
- 異なる科目を同時(交互)に学ぶという科目横断への理解がある程度得られた。
- 同時に、まだ「科目横断」での学びやクリエイティブ教育への理解には広がりの余地があると感じた。
- 学校教育での「探求学習」が進んでくると、上記への理解も同時並行で進むと感じた。
- 今後は企業や大学等との共同ワークショップ等を通じて、小学生が一緒に学ぶという方向性もあるのではないかと感じた。
- クリエイティブの定義、範囲の可能性を感じた。例えば「哲学」のようなかなり対話ベースのものもクリエイティブの範囲に入ってくるのではないかと感じた。
- 「科目横断型・探究型の学び」を広げるためにも、科目横断型教材の開発なども可能性があると感じた。