触れて、見て、考える 海藻から考える食と環境の化学Explore, Observe, Reflect: The Chemistry of Food and Environment from Seawee
・ 10:00〜17:00
テレコムセンタービル 3階
出展者名
日本技術士会 化学部会・水産部会
Chemistry and Fisheries Division Group of the Institute of Professional Engineers, Japan
プログラム概要
本企画では、私たちの生活と密接に関わる食と環境の化学について化学部門と水産部門の技術士が一般参加者と共に対話し探求します。「水に触れる不思議体験」では海藻由来の成分を使った水の固形化体験を行います。「身近な海藻の化学」では食卓にのぼる海藻と生物化学的なしくみについて、本物の海藻をさわりながらクイズ形式でわかりやすく対話し、解き明かしていきます。参加者は体験や対話を通じて、私たちの食や環境に関わる化学の不思議・大切さを発見します。最後に気づきやこれから出来る行動を一緒に考えていきます。「海」と私たちの暮らしに関わる「化学」の可能性から、持続可能な社会実現への第一歩を踏み出しましょう。
✏️出展レポート
話し合った未来像
ここ数年顕在化してきた地球温暖化によって、地上だけでなく、海も気温上昇していることやそれにともない私たちが身近に手にする海藻類が気温上昇により生態系への影響が起こっている未来像を語りました。海を守るためにどんなことをしなければいけないのか?私たちの生活で毎日かかせない食を通じで考える未来像を語りました。
意見・論点
海藻、アルギン酸の不思議について、アルギン酸ナトリウムと乳酸カルシウムが反応すると固まる謎について来客者と意見を交わしました。論点は、アルギン酸の不思議です。海藻のねばねば成分であることを知っている人はいるかもしれませんが、食パンやくすり、ケーキにも含まれていることはあまり知られてないようでなんでそれが必要なんだろうという点が一部論点として挙がりました。
キーワード
温暖化、アルギン酸、海藻(をたべよう、まもりたい)、海の保全、エッグボックス構造
来場者との対話から得られたこと・今後に生かせること
当ブースの来場者は子供連れの家族がほとんどでした。家族で普段の食から将来を考えることができる取り組みだったことは実施した意義があったと感じます。普段身近にあるものや触れていることから将来を考える、不思議を体験することは活かせることでと考えます。