江戸前の小さなクジラ “スナメリ”を探そう!Whales in Tokyo Bay? Let’s Discover the Finless Porpoise!
・ 10:00〜17:00
テレコムセンタービル 3階
出展者名
東京海洋大学 東京湾スナメリ調査チーム
TUMSAT Finless Porpoise Research Team/Edomae ESD Council/Office of Management and Strategy for Marine Studies(MSS)
プログラム概要
私たちの目の前に広がる東京湾。ここにあるクジラがひっそりと住んでいることを知っていますか?
“スナメリ”は小さいながらも私たちにとってもっとも身近なクジラの1種です。ところがこのスナメリが東京湾にいることはわかっているものの、いつ、どこで、なにをしているのか、研究者ですらよくわかっていません。
今回はそんな“スナメリ”がどういう生き物なのかを学ぶとともに、専門家でなくても調査研究に参加出来る“市民科学”の取り組みについて紹介します。
Did you know that a species of whale lives quietly right here in Tokyo Bay?
The finless porpoise may be small, but it’s the closest whale species to our everyday lives. Surprisingly, even scientists still don’t know much about where, when, or how they live in the bay.
In this event, we’ll explore what makes the finless porpoise so unique—and introduce you to citizen science, a way for anyone, not just researchers, to get involved in real scientific investigations.
Join us to learn, discover, and take part in protecting one of Tokyo Bay’s most mysterious residents!
登壇者プロフィール
中村玄
✏️出展レポート
話し合った未来像
東京湾の豊かな自然や生物多様性を次世代へ引き継ぐために、研究者だけでなく市民が一緒に海の環境を見守る体制づくりの必要性が語られた。
特に、スマートフォンやSNSなどを活用して一般市民が観察情報を共有する「市民科学」の可能性が大きく、地域ぐるみでスナメリを守る未来像を共有できた。
意見・論点
ブースでは「東京湾にクジラがいるなんて知らなかった」という驚きの声が多く寄せられた。
研究の進展や映像展示に対して、「身近な海にもこんな生き物がいると実感できた」「どうしてこの一瞬の映像でスナメリとわかるのか?」という感想も多かった。
また、「目撃した場合、どこに情報を送ればよいか」「子どもと一緒に調査に参加できるか」といった質問もあり、市民参加への関心が高いことが分かった。
キーワード
市民科学(Citizen Science)、東京湾の再生・共生、スナメリの生態と環境指標、身近な海・身近なクジラ、子どもたちの海への関心、データ共有・観察アプリ
来場者との対話から得られたこと・今後に生かせること
スナメリという存在を通じて、来場者の「東京湾を見る目」が大きく変わることを実感した。
展示や体験を通して、科学的データを「自分ごと」として感じてもらうことの重要性を再確認した。
今後は、市民からの目撃情報を集めるオンラインフォームの整備や、教育現場との連携を進めるなど、より開かれた調査体制を構築していきたい。