出展者名

科学技術振興機構(JST)総務部広報課

Public Relations Division Department of General Affairs Japan Science and Technology Agency (JST)

プログラム概要

サイエンスアゴラの途方もない数の企画。どこから見学すればいいのか分からないと頭を抱えるそこのあなた!科学動画「これからヒーロー!」にお任せを!特製の属性診断チャートをたどれば、あなたにぴったりな粘土キャラクターとオススメ出展企画が分かります。アゴラ探検に出かける前に立ち寄ると、より楽しめるヒントが得られちゃう?!かも。
ブースでは、「これからヒーロー!」チャレンジゲームも実施。動画にまつわるアクティビティに挑戦し、見事クリアしたら、粘土キャラクターのバッジをゲットできます。
「これからヒーロー!」は、最先端の科学技術をクセの強い粘土キャラクターたちが笑いを交えて紹介するYouTube動画です。

There are an incredible number of exciting events at Science Agora.
If you're wondering which booth to visit first at Science Agora, try the diagnostic chart from the YouTube video series "Korekara Hero!".
By answering a few questions on the chart, you'll find which clay character best suits your personality and Science Agora's recommended events.
When you arrive at the Telecom Center, please come visit our booth first. Let's get some tips to make your Agora even more enjoyable!
At this booth you can also enjoy the "Korekara Hero!" challenge game.
If you try out and complete activities related to the video, you can get a clay character badge.
"Korekara Hero!" is a YouTube video series in which unique clay characters introduce cutting-edge science and technology in a humorous way.

最先端サイエンス粘土ショー「これからヒーロー!」(YouTube動画)

https://www.jst.go.jp/program/kencolle/

✏️出展レポート

話し合った未来像

本ブースでは、JST広報課で制作しているYouTube科学動画「これからヒーロー!」で取り上げている科学技術を紹介し、来場者とその科学を実装した社会の未来について語り合った。いくつかの質問に答えると来場者と相性のよいキャラクターが分かる「キャラクター属性診断」を入口に、診断されたキャラクターにまつわる科学技術を紹介し、意見交換を行った。
「これからヒーロー!」の動画の中でも、特に「#8 海で大雨を降らせて命を守る?!の巻」で紹介している、ムーンショット型研究開発事業の「豪雨制御研究」については、さまざまな意見をいただいた。陸地に豪雨をもたらす雨雲を、海の上で発達させて大雨を降らせてしまい、陸地での被害を回避するという研究だが、豪雨制御の動画では、その科学技術の社会実装のためには、専門家と市民との対話が重要であることを紹介している。ブースにおいても、科学コミュニケーションの重要性を感じてもらう機会となった。

意見・論点

●豪雨制御研究に対する意見

  • 豪雨制御の科学技術を用いることで自然界へ悪影響が出ないのか心配だ(小学生のお母さん)
    →研究チームには科学コミュニケーションの専門家も参加しており、一般の方々とこの科学の使い方を議論しながら、
    研究が進められている(JST職員)
  • 陸地の雨が減ってしまうと、困る人がいるのではないか?(40代男性)
    →同じことを研究者も懸念しており、他にもこの科学技術の外側で困る人がいるのではと探っている。多くの人に研究を知って もらって対話を重ね、その中で出た論点も含めながら研究を進めている(JST職員)
  • 非常に期待したいが、自分が経済学部ということもあり、社会構造への正負の影響が気になる(大学生・女性)
    →ご指摘のとおりで、保険制度なども現行のままとはいかないだろう。国防にも関わる。ただムーンショット事業では人社研究者 でチームを組成し論点抽出に取り組んでおり既に数十のリスト化に至っている(JST職員)
    →保険などへの影響は考えたことがなかったので視野が広がった。台風はフィリピン付近で発生するので負の影響もあるだろう。 日本の利益だけでなく国際協調を図りながら研究が進んで欲しい(大学生・女性)

●そのほかの動画への意見

  • 人間は冬眠しないのが常識だと思っていた(小学2年男子とお父さん)
    →研究者の熱い探究心によって、科学の「常識」はどんどん塗り変えられている。人間が冬眠できると、救急搬送など医療に 役立つと期待されている(JST職員)
    →SF映画のような目的ではなく、生活に寄り添ったものなのか。冬眠と医療が繋がるなんて驚き(お父さん)
  • 培養肉は聞いたことがあるが、まだ全然実現していないのだと思っていた(小学2年生女子のお母さん)
    →現在の研究開発では、数センチ角の培養肉が完成している。
    これからヒーロー!の動画で紹介している研究は、美味しさの秘訣になる筋肉を再現しようとしているもの(JST職員)
    →確かに、いざ食べるとなったら味もそうだけど歯ごたえがちゃんとお肉かどうかも大事(お母さん)

●そのほかの意見

  • 国民としては役に立つ研究にお金を出して欲しいと思ってしまう。高額の研究費が払われること、それが研究者の生活費になることもわかる。だからこそ社会のために研究して納得感を与えてもらいたい(小学5年生のお母さん)

キーワード

豪雨制御、豪雨災害、線状降水帯、台風、安全性、負の影響、陸地の安全を守る、専門家、人工冬眠、ナノマシン、温暖化、アスファルトを固める、水の浄化、人工結晶、培養ステーキ肉、寄生バチ、粘土、内製、YouTube

来場者との対話から得られたこと・今後に生かせること

  • これからヒーロー!は、未来を救うヒーローになるかもしれない研究を紹介しているが、光と影の両面を持った科学技術を取り上げることもある。今回ブースで来場された方々とお話ししてみると、皆さん科学技術に対してさまざまな思いを抱かれることがよく分かった。動画に科学コミュニケーションの要素を取り入れることにより、家族や友達と科学について意見を交換したり、自分なりの意見を持つきっかけとなる可能性を感じたので、一般市民との対話を重視する研究においては、積極的に動画に加えていこうと思う。
  • 今回は、属性診断チャートや写真撮影スポットなどを活用して来場者の呼び込みを行った。ブースで紹介した内容は高度な科学技術だったが、入り口を柔らかくすることで多くの方に興味を持っていただけたと感じる。今後のブース出展にもこの経験を生かしていきたい。