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終了開発課題【重点開発領域「ライフイノベーション領域】実証・実用化タイプ:2件

【ライフイノベーション領域】
全自動超早期大腸がんスクリーニング診断システムの実用化
(平成25年度採択/開発実施期間:平成25年10月〜平成27年3月)
※平成27年4月に日本医療研究開発機構(AMED)に移管されました。
●チームリーダー/所属・役職
尾島 典行
(株)島津製作所
分析計測事業部グローバルマーケティング部
課長
●サブリーダー/所属・役職
吉田 優
神戸大学
大学院医学研究科 病因病態解析学
准教授
●参画機関
●開発概要
現在、日本において、がんの中で大腸がんは、男性では3 番目、女性では1 番目に多い死因となっており、早期診断法の開発が強く望まれている。本開発では、既に見出した早期診断が可能な新規代謝物マーカーを自動的に検出するため、高速GC-MSに接続可能な自動抽出・誘導体化装置の実用化を目指す。さらに医師・臨床検査技師が一目で結果がわかる判定表示ソフトウェアを開発することで、簡便で高精度な診断システムを完成させる。この診断システムにより、大腸がんの早期診断が期待される。

個別化血栓止血医療を支援する検査システムの実用化
(平成25年度採択/開発実施期間:平成25年10月〜平成27年3月)
※平成27年4月に日本医療研究開発機構(AMED)に移管されました。
●チームリーダー/所属・役職
林 義人
ソニー(株)
メディカル事業ユニット研究開発部門 LOC開発部
主任研究員
●サブリーダー/所属・役職
山崎 健二
東京女子医科大学
心臓血管外科
主任教授
●参画機関
●開発概要
血液凝固検査において、従来法の課題を克服し、患者の包括的な凝固病態をより的確に把握するため、独自の誘電率測定による血液凝固検査システムの実用化を目指す。本システムは手術室前室や集中治療室等、治療現場付近に設置され、複数種の検査を全自動的に実行し、結果を迅速に医療者へ還元する。このシステムの実現により、術後出血に対する輸血治療や薬剤による抗凝固/抗血小板治療等のテーラーメイド化が期待される。


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