食品放射能検査システム(NMU2)
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食品放射能検査システム(NMU2)

メーカー名 :
  富士電機(株)

製品の紹介(特徴など) :
 食品に含まれる放射性物質に社会的な関心が高まる中,厚生労働省が定める食品中の放射性セシウムスクリーニング法に対応し,米袋を非破壊で高速・高精度で測定できる食品放射能検査システムです。

 製品情報URL : 
 http://www.fujielectric.co.jp/about/company/gihou_2012/pdf/85-04/FEJ-85-04-334-2012.pdf


本成果の元となった開発課題

この課題の詳細はこちら Icon_pdf  (日本語版)放射線計測領域成果集より
開発課題名 食品放射能検査システムの実用化開発
チームリーダー 山田 宏治(富士電機(株) 次長)
参画機関 京都大学
開発期間 平成24年〜25年度
開発概要 一般食品中に含まれる放射性セシウム濃度を非破壊で(梱包状態のまま)、高スループットでスクリーニングできるシステムを開発します。一般食品以外の飲料水、牛乳などについては、既存のゲルマニウム半導体検出器を用いたガンマ線スペクトロメトリーに変わるスクリーニング技術の性能検証を行ないます。一般食品の開発目標は、測定下限値25Bq/kg以下、スクリーニングレベル(50Bq/kg)で基準値100Bq/kg未満の判定精度を99.9%とできるものとします。処理能力としては、米30kg袋の場合250袋/時間、一般食品の場合100箱/時間を目標とします。本装置の実用化により、福島県などでの米全量・全袋測定に利用が想定される他、肉、野菜、魚などの検査システムとしても活用されることが期待されます。



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