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科学技術と社会を結ぶ2019年更新

研究者と市民の対話で未来をつくる「オープンラボ」

日本科学未来館では、多様な市民の意見や視点を反映した研究活動の推進を図るため、来館者を交えた実証実験や研究調査等を行うイベント「オープンラボ」を実施しています。2018年度は、館に併設された研究エリアの入居プロジェクトから3研究、それ以外に3研究(予備採択1件含む)を公募にて採択し開催しました。

10月に実施した「一緒にさがそう未来のルール~ロボットの事故は誰かのせい?」では、社会技術研究開発センター(RISTEX)と連携し、「自動運転車が起こした事故」を例に今まさに研究や科学技術が進んで起こりえる社会課題や法整備の方向性について、 映像を用いた意識調査を行いました。参加者からは「今まで意識していなかった課題に気づいた。」「多様な研究者が1つの課題に取り組んでいることが分かり、興味深かった。」などの声が寄せられました。 一方、研究者からは「実装に向けて、ユーザーの生の声を聴くことができた。」「自分たちの研究に興味を持ってくれる参加者が多く、非常に嬉しかった。改めて研究する意義を感じることができた。」 「実証実験でデータが収集できただけでなく、参画した学生への教育効果も高かった。自分の研究の先にある、“受け取り手”の存在意識できる良い機会となった。」という声をいただき、研究開発に市民の声が反映されると同時に研究者側の意識変容にも貢献しています。

  • ロボットは自分で人混みを抜けられるのか!?

  • 宇宙にはどんな銀河がある? 銀河の"形"鑑定団

  • 一緒にさがそう未来のルール~ロボットの事故は誰かのせい?

①ロボットは自分で人混みを抜けられるか!?
実施期間:6日間   実験参加者:25,095人
研究代表: 持丸 正明(国立研究開発法人産業技術総合研究所 人間情報研究部門長)
②相手の気持ち、読みとれていますか?~視覚で探るコミュニケーションの心理学
実施期間:10日間  実験参加者:53 人
研究代表:田中章浩(東京女子大学 現代教養学部 教授)
③キャッチできていますか?相手の気持ち~心理学のサイセンタン研究
実施期間:9日間  実験参加者:108 人
研究代表:田中章浩(東京女子大学 現代教養学部 教授)
④心の中、当テラレル?~親子で探る心理学の世界!
実施期間:2 日間  実験参加者:122 人
研究代表: 渡邊克巳(早稲田大学 基幹理工学研究科 表現工学専攻 教授)
⑤言葉の意図、子どもはどのように受けとっている?
実施期間:5日間  実験参加者:49 人
研究代表: 渡邊克巳(早稲田大学 基幹理工学研究科 表現工学専攻 教授)
⑥宇宙にはどんな銀河がある? 銀河の"形"鑑定団
実施期間:2日間  実験参加者:239 人
研究代表:田中賢幸(国立天文台 ハワイ観測所 特任助教)
⑦子どもの目線でふれる世界
実施期間:3日間  実験参加者:109 人
研究代表:仲谷正史(慶應義塾大学 環境情報学部 准教授)
⑧一緒にさがそう未来のルール~ロボットの事故は誰かのせい?
実施期間:1日間  実験参加者:55人
研究代表:河合祐司(大阪大学 大学院工学研究科 助教)