問題解決型サービス科学研究開発プログラム 【国立研究開発法人科学技術振興機構 社会技術研究開発センター】

平成29年3月で本プログラムは終了いたしました。

プロジェクト紹介

井上 崇通

【所属・役職】
明治大学 商学部 教授
明治大学サービスマーケティング研究所所長


【プロフィール】
独立行政法人 日本学術振興会 科学研究費助成事業・科研費審査委員
財団法人 大学基準協会 大学評価委員会委員
特別民間法人 中央職業能率協会 ビジネス・キャリア検定試験・出題・編集委員・委員長
社団法人 日本クレジット協会 研究所 「販売チャネル等の変化と決済手段に関する研究」座長
FIMIL(FORUM ON INTERNATIONAL MARKETS AND INSTITUTIONAL LOGICS)
Conference Co-Chairs
第一生命保険相互会社(現株式会社)評議員
その他、放送大学、拓殖大学、日本福祉大学、札幌大学、松山大学、愛知大学、名城大学、中京大学等の兼任講師 等を歴任
 
現在
日本経営診断学会理事、同関東部会部会長
日本消費経済学会理事
アジア市場経済学会理事、同東部部会部会長
東京六大学野球連盟理事
 
専門はマーケティングおよび消費者行動論


【「サービス科学」または本プログラムへの想い】
私の専門はマーケティングであるが、サービスをビジネスの研究対象として本格的に取り組まれるようになったのは1980年代に入ってからである。その後30年余の間に多くの研究成果が蓄積し、サービス研究はビジネス研究領域の中核を占めるまでに成長してきている。一方で、理工系の研究領域からのサービス研究も飛躍的にその量・質ともに高まってきており、ここに文理融合型の研究フィールドが生まれてきている。
私の主催する研究グループが、サービス・ドミナント・ロジックを我が国に紹介して10年ほどたつが、そこで主張されている価値共創などの主張は広く実務の世界および研究の世界に浸透してきている。
サービス・サイエンスの裾野は広く、関連する実務の世界および研究領域も多岐にわたってきている。そのような中で、本プログラムは、我が国の今後の進路ともかかわる重要な役割を担っているものである。アドバイザーとして、少しでもその一翼を担うことができれば幸いである。