問題解決型サービス科学研究開発プログラム 【国立研究開発法人科学技術振興機構 社会技術研究開発センター】

平成29年3月で本プログラムは終了いたしました。

プロジェクト紹介

諏訪 良武

諏訪良武写真

【所属・役職】
ワクコンサルティング株式会社 常務執行役員

【プロフィール】
71年オムロン入社。85年通産省のΣプロジェクトに参加。95年オムロン情報化推進センター長。97年オムロンフィールドエンジニアリングの常務取締役として保守サービス会社の改革を指揮。04年OA協会のIT総合賞、第1回コンタクトセンタアワードのマネジメント部門金賞を受賞。06年~ワクコンサルティング常務執行役員、国際大学グローバルコミュニケーションセンターの上席客員研究員。多摩大学大学院客員教授。サービスや顧客満足を科学的に分析し、サービス企業の改革を支援するサービスサイエンスを提唱している。また、問題解決のコンサルティングを主たるビジネスにしている。

著書
(2010) 「たった2つの質問だけ!いちばんシンプルな問題解決の方法」ダイヤモンド社
(2010) 「ITの未来を拓くサービスサイエンス」(論文)情報処理学会デジタルプラクティス1号
(2009) 「顧客はサービスを買っている」 ダイヤモンド社
(2008) 「強い工場のしくみ」(共著) PHP出版社
(2007) 「サービスサイエンス実践のヒント」(論文) 人工知能学会誌 22巻6号(2007年)
(2007) 「サービスの価値と値段を科学する“サービスサイエンス”がコールセンター運営に“ロジカル革命”をもたらす」 (インタビュー記事) コンピュータテレフォニー誌2007年6月号
(2007) 「サービスサイエンス」 8ヶ月連載 コンピュータテレフォニー誌2007年7月から08年2月

資格 
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター上席客員研究員
社団法人企業情報化協会(IT協会)ヘルプデスクセンターアワード審査員
情報処理学会「ソフトウェアジャパン200X」 運営委員
「コンタクトセンタアワード200X」 評議委員
日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)サービスサイエンス研究プロジェクト主幹


【「サービス科学」または本プログラムへの想い】
サービスを科学的に分析し、サービス品質やサービス生産性を高めるのがサービス科学の目的である。サービス科学が発展することにより、サービスの提供者やサービス開発者は科学的論拠に基づき、納得してサービスの維持や改善に取り組むことができ、大きな成果につながるだろう。ここの「納得して」というキーワードが大切だと思う。サービスの現場は、過酷なところも多く、納得がないと頑張りきれない。また、論理的に納得できる努力は、サービスの成果につながり、「やりがい」「働きがい」を感じることができるであろう。