問題解決型サービス科学研究開発プログラム 【国立研究開発法人科学技術振興機構 社会技術研究開発センター】

平成29年3月で本プログラムは終了いたしました。

プロジェクト紹介

日高 一義

日高一義写真

【所属・役職】
東京工業大学 大学院 イノベーションマネジメント研究科 教授


【プロフィール】
1984年日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所入所。最適化技術、離散アルゴリズム、数理解析技術、ビジネス・ソリューション、計算組織論などの研究プロジェクトの指揮にあたる。IBM Research ワトソン研究所の戦略部門での海外勤務を経て、東京基礎研究所ビジネス・サービス・リサーチ担当に就任。2009年8月北陸先端科学技術大学院大学教授。文部科学省科学技術政策研究所客員研究官。応用数理学会評議員。情報処理学会会員。日本オペレーションズ・リサーチ学会会員。SRII Japan Chapter 代表。 2010年10月より現職。


【「サービス科学」または本プログラムへの想い】
私がIBM在職中より携わっていた、サービスサイエンスの確立を目指す取り込みが、日本の重要研究領域と認識され、公的な投資が開始されたことを大変に嬉しく思います。エネルギー、環境、交通、医療、福祉などSocial Service Systemにおける問題解決とイノベーション、ネットワーク社会における新規サービス・ビジネスの創出、企業におけるサービスの研究開発戦略と実践、製造業におけるサービス化戦略と実践、サービス産業の生産性・質の向上など、私個人もサービス研究に関しては勢力的に取り組もうと思っていますが、その一つの活動として、今回のプログラムにプログラム・アドバイザとして参加できるのは、研究・教育に携わるものとして、大きな喜びであります。皆さんと一緒に、次世代の社会・経済に資する新しい成長の枠組みとしてのサービス・システム、そしてそれをささえる知識体系としてのサービスサイエンスの確立を目指したいと思います。