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出資型新事業創出支援プログラム(SUCCESS)における株式会社Arktus Therapeuticsへの出資決定について

スタートアップ出資・支援室

https://www.jst.go.jp/entre/

このたび、出資型新事業創出支援プログラム(SUCCESS)において、株式会社Arktus Therapeutics(本社:京都市左京区、代表取締役:大岩 智大、以下「アルクタス」という)への出資を実行いたしました。

アルクタスは佐賀大学 医学部 附属再生医学研究センターの中山 功一 教授、京都大学 iPS細胞研究所(CiRA)の池谷 真 准教授の研究成果を基に設立されたスタートアップです。中山 教授が発明したバイオ3Dプリンタを使用した大面積かつ強度の高い任意の形状を持つ軟骨組織を作製する技術、池谷 准教授のiPS細胞から高品質な間葉系幹細胞(MSC)や軟骨細胞を作製する技術を基盤として、変形性膝関節症などを対象とした再生医療製品の実用化に取り組んでいます。

アルクタスは令和5年7月に設立され、JSTの地域イノベーション創出総合支援事業の課題「バイオラピッドプロトタイピングシステムの開発(研究代表者:中山 功一 佐賀大学 教授)実施期間:平成18年度~平成21年度」および、研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)の課題「ヒトiPS細胞由来xeno-free間葉系幹細胞作製技術の開発(研究代表者:池谷 真 京都大学 iPS細胞研究所 准教授)実施期間:平成24年度~平成25年度」の研究開発成果を基に、技術開発を進めています。