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JSTの「産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム（OPERA）」（オープンイノベーション機構連携型）において大阪大学を幹事機関として進めていた研究領域「安全な酸化剤による革新的な酸化反応活性化制御技術の創出」（研究開発期間：令和元年度～令和5年度）が、内閣府が主催する「第６回 日本オープンイノベーション大賞」の最高賞である内閣総理大臣賞を受賞しました。

日本オープンイノベーション大賞は、オープンイノベーションのロールモデルとなる先導的・独創的な取組を表彰し、我が国のイノベーション創出を加速するための表彰制度です。

大阪大学は、平成29年に除菌消臭剤『MA-T®（エムエーティ）』のメカニズムを解明したことを機に、広範な社会実装が期待できる酸化制御技術『MA-T System®（エムエーティシステム）』を開発し、本研究領域において研究開発を進めてきました。また、大阪大学オープンイノベーション機構や、アース製薬株式会社が中心となって運営する一般社団法人日本MA-T工業会と連携して、社会実装を主眼においたコンソーシアム（「酸化制御コンソーシアム」）を設置しました。さらに除菌消臭剤・医薬品・バイオメタンガス液化技術・新素材開発・デバイス開発など、環境、エネルギー、医療など幅広い領域での可能性を秘めた研究成果とともに社会実装を精力的に推進しています。今回の受賞は、こうしたSDGsの実現に大きく貢献するオープンイノベーションの推進や産学連携の取り組みが評価されたものです。

日本オープンイノベーション大賞（内閣府）

https://www8.cao.go.jp/cstp/openinnovation/prize/index.html

安全な酸化剤による革新的な酸化反応活性化制御技術の創出（JST）

https://www.jst.go.jp/opera/ryoiki_oi-renkei.html#ryoiki02_02

安全な酸化剤による革新的な酸化反応活性化制御技術の創出（大阪大学）

https://co2oc.jp/

一般社団法人日本MA-T工業会（代表理事：川端 克宜（アース製薬株式会社 代表取締役社長））

https://matjapan.jp/