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「さくら同窓生による新型コロナウイルスに関する各国・地域からの現況報告」をオープンしました

日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)

https://ssp.jst.go.jp/

新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大し、WHOはパンデミックを宣言しました。JST中国総合研究・さくらサイエンスセンターでは、アジアをはじめとする国・地域の優秀な若者を短期間招へいする「さくらサイエンスプラン」を実施しています(5月21日現在、今年度の招へいは延期中です)。さくらサイエンスでつながった同窓生たちに呼びかけ、現地からのレポートをHPに掲載しています。5月21日現在、19か国・地域から、27件のレポートが届けられており、今後も追加される予定です。世界各国の状況は様々ですが、同窓生たちのメッセージからは、この事態が一刻も早く収束し、元気な姿で、大好きな日本を再び訪れたいという気持ちが伝わってきます。

なお、各レポートの情報は報告時点での内容であり、最新の状況とは異なる可能性がある点を ご理解ください。執筆者はほとんどが各国・地域の大学獣医学部の若手教員であり、執筆された内容は彼らが現地での観察、感想および現地で収集した情報に基づくものです。

各レポートの確認にあたり、麻布大学獣医学部獣医学科寄生虫学研究室の黄鴻堅教授にご協力いただいています。黄教授は、2014年から毎年、さくらサイエンスプランの一般公募プログラムで、人と動物の共通感染症などをテーマに幅広い国・地域から同分野の研究者を招へいし、感染症の研究内容を紀要としてまとめられています。また、招へい研究者とはプログラム終了後も研究ネットワークを作り、感染症予防対策について取り組まれています。

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  • 黄教授

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