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SATREPSジブチプロジェクト(研究代表者:東京農業大学 島田教授)の合意文書調印セレモニー開催

2019年04月17日

地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)

https://www.jst.go.jp/global/index.html

2019年4月11日、地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)「ジブチにおける広域緑化ポテンシャル評価に基づいた発展的・持続可能水資源管理技術確立に関する研究」開始に際し、東京農業大学でジブチ大学との共同研究実施にかかる合意文書の調印セレモニーが開催されました。本プロジェクトがジブチにおける初めてのSATREPSプロジェクトとなります。

  • 合意文書を取り交わす高野学長とアライタ大使

  • 調印セレモニーには、東京農業大学の高野克己学長、アライタ駐日ジブチ大使、研究代表者の島田沢彦教授(東京農業大学)をはじめとするプロジェクト関係者、文部科学省の上田科学技術・学術戦略官、JSTの水内参事役らが出席しました。

    セレモニーの様子はジブチ国内の新聞(La Nation、4月15日付)において大きく取り上げられ、ジブチにおける本共同研究への関心の高さがうかがわれます。

  • 調印式の集合写真

  • JSTを代表して祝辞を述べる国際部の水内参事役

  • 「アフリカの角」に位置するジブチは年間降水量が50~200ミリ程度、夏期の最高気温が40度を上回ります。このように自然環境が非常に厳しいジブチにて、本プロジェクトは「乾燥地における効率的かつ持続可能な水資源の利用・管理手法」を確立し、持続可能な農牧業(アグロパストラル)の実装と普及を目指します。研究成果は、国連アジェンダの持続可能な開発目標(SDGs)(目標2「持続可能な農業の推進」および目標6「農牧用水・生活水の持続可能な管理の確保」)にも貢献することが期待されます。

  • ジブチ調査中に現地農園にて聞き取りを行う島田教授

  • プロジェクトの研究内容について協議する
    日本とジブチのプロジェクト関係者達

  • SATREPSジブチプロジェクトの詳細紹介ページ
    『ジブチにおける広域緑化ポテンシャル評価に基づいた発展的・持続可能水資源管理技術確立に関する研究』
    調印セレモニー開催についての東京農業大学ニュースリリース