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全自動たんぱく質2次元電気泳動装置が、日刊工業新聞社「2011年十大新製品」に選出
全自動たんぱく質2次元電気泳動装置
(製品写真)
研究成果展開事業 先端計測分析技術・機器開発プログラムの一環として得られた開発成果(2011年9月5日にプレスリリース済み)が、日刊工業新聞社の選ぶ「2011年十大新製品」の一つとして選出されました。
今回受賞した装置は、個々の分子が持つ物理的性質の違いを利用して、たんぱく質の混合物からそれぞれを分離する「たんぱく質2次元電気泳動法」を自動化したものです。
本装置を用いると、従来法の10分の1の作業時間(約100分)でたんぱく質の混合物を分析可能です。さらに分析精度は従来法の5倍で、かつ再現性もよい結果が得られます。
●開発課題名 「全自動2次元電気泳動・ウェスタンブロッティング装置の開発」
●チームリーダー 鵜沼 豊 (シャープ株式会社 研究開発本部 健康システム研究所 第二研究室 室長)
●サブリーダー 荒木 令江(熊本大学大学院 生命科学研究部 腫瘍医学分野 准教授)
本研究成果のプレスリリースはこちら
JSTニュース 2011年11月号 「オンリーワンの計測分析機器を開発せよ!」
表彰状を受け取るシャープ株式会社
技術担当 兼 東京支社長 太田副社長
鵜沼チームリーダー(左端)、
荒木サブリーダー(右から2人目)、
太田副社長(中央)ほか、
授賞式に出席した開発メンバー