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超高速回転固体NMR検出器を日本電子が販売開始(JST先端計測の成果を商品化)

JST産学イノベーション加速事業【先端計測分析技術・機器開発】(当時)の一環として、日本電子と東京農工大学とが共同で開発した技術(2010年7月1日プレス共同発表)を基に、世界最高速の回転速度(80kHz) で試料管を回転できる固体NMRプローブの商品化に成功しました。この技術を用いた製品が市販されることにより、固体NMRを用いた薄膜材料や微量の医薬品・天然物の解析が可能になると期待されます。さらに、有機EL、リチウムイオン電池等に利用される新材料の開発に貢献すると期待されます。

2010年7月1日付プレス共同発表:
「20倍の高感度で測定できる固体NMR検出器の開発に成功(1mg以下の固体試料から窒素原子を数分で測定)」
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20100701/
2011年7月19日付日本電子プレス発表:
「超高速回転固体NMR検出器の販売開始」
http://www.jeol.co.jp/topics/2011/110719.htm