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資料1:中間評価の方法

1.中間評価の方法

(1)方法
研究成果展開事業(世界に誇る地域発研究開発・実証拠点(リサーチコンプレックス)推進プログラム)の実施に関する規則に基づき、書類審査(中間報告書の査読)、及び面接審査(評価会におけるヒアリング)により、評価を行います。
(2)評価および評価者
リサーチコンプレックス推進プログラム プログラムオフィサー(PO)がアドバイザの協力を得て評価を行います。必要に応じて専門委員の意見を勘案します。
(3)評価の流れ
  • ① 中間評価報告書の作成
     中核機関が事業の進捗、成果、中間目標の達成度等について中間評価報告書を作成し、JSTに提出します。
  • ② 事前査読
     PO、アドバイザは、提出された中間評価報告書の事前査読を行います。また、専門委員も中間評価報告書を事前に確認し、POに意見を提示します。
  • ③ 中間評価会議の実施
     PO、アドバイザおよび専門委員によるヒアリング(プレゼンテーション及び質疑応答)を実施します。
POは、中間評価報告書及びヒアリングの結果をもとに、アドバイザの協力を得て評価を行い、必要に応じて専門委員の意見を勘案して総合評価を取りまとめます。
評価は、「3.総合評価」に記した基準に従い、絶対評価とします。

2.中間評価の観点

 中間評価では、実施拠点の過去2年度の取り組みを通じた「世界に誇るリサーチコンプレックス」構築の進捗とプログラム終了時までの見通しを評価します。

 世界に誇るイノベーション創出を目指し、地域に集積する産・学・官・金(金融機関)のプレイヤーが共同で掲げたビジョンの実現に向け、地域のポテンシャルを生かした最先端の研究開発、成果の事業化、人材育成を一体的かつ統合的に展開する体制の構築にむけた事業の進展、世界が注目するイノベーションが継続的に創出されることを通じた自立的に発展するエコシステム形成への取り組み、地域の発展に寄与する拠点となるために必要な機能の構築について進捗状況、成果、今後の見通しを把握し、下記の観点から評価します。

  • ①リサーチコンプレックスのKGI(Key Goal Indicator)
  • ②KPI(Key Performance Indicator)
  • ③事業進捗状況・成果
  • ④推進体制強化
  • ⑤資金計画
  • ⑥アドバイザリーボードのコメント対応状況

3.総合評価

 総合評価は、以下に示した5段階の基準のうち、いずれか1つを選択します。

  • ・特に優れた進捗があり、優れたリサーチコンプレックスの構築が期待できる。
  • ・着実な進捗があり、十分なリサーチコンプレックスの構築が期待できる。
  • ・進捗に一部不足があるが、計画の改善等の努力により、十分なリサーチコンプレックスの構築が期待できる。
  • ・進捗に不足があり、十分なリサーチコンプレックスの構築に向けては、計画の変更及び運営の改善の努力が特に必要である。
  • ・進捗に著しく不足があり、リサーチコンプレックスの構築は困難であると考えられ、支援を終了することが必要と判断される。