平成11年 9月 2日 埼玉県川口市本町4-1-8 科学技術振興事業団 電話(048)226-5606(総務部広報担当) |
科学技術振興事業団(理事長 中村守孝)では、この度、「戦略的基礎研究推進事業」における平成11年度新規採択研究代表者および研究課題を決定した。
この事業は「科学技術創造立国」を目指し、明日の科学技術につながる知的資産の形成を図るため、科学技術振興事業団と国立試験研究機関や大学などが共同研究契約または委託研究契約を締結し、基礎研究を推進するものである。
科学技術振興事業団では、国(科学技術庁)が科学技術政策に基づいて決定した戦略目標「分子レベルの新機能発現を通じた技術革新」、「脳機能の解明」、「環境にやさしい社会の実現」、「資源循環・エネルギーミニマム型社会システムの構築」のもとに、「電子・光子等の機能制御」、「分子複合系の構築と機能」、「ゲノムの構造と機能」、「脳を知る」、「脳を守る」、「脳を創る」、「地球変動のメカニズム」、「内分泌かく乱物質」、「資源循環・エネルギーミニマム型システム技術」の9つの研究領域を設定し、平成11年3月17日から平成11年5月18日の間、大学や国立試験研究機関などに所属する研究者から、この研究領域ごとに研究提案を募集した。その結果、最終的に全体で584件の応募があった。
募集締切後、研究統括および領域アドバイザー(別紙1)が主体となって、別紙2の選考基準により書類審査および面接審査(事前評価)を実施し、最終的に38件の研究代表者および研究課題を採択した。
採択された研究代表者の平均年齢は47.9才(採択時点)であり、所属機関ごとの件数は(別紙3)のとおりである。また研究課題の概要は(別紙4)のとおりである。
今後、所定の事務手続きを行った後、研究を開始する予定である。
「戦略的基礎研究推進事業」平成11年度採択研究代表者および研究課題一覧
・(参考1)戦略的基礎研究推進事業の概要
・(参考2)戦略的基礎研究推進制度における戦略目標について
・(参考3)戦略目標および研究領域の概要
※この発表の内容についての問い合わせは科学技術振興事業団 基礎研究推進部の石田、森本までご連絡下さい
(電話 048-226-5635)。
This page updated on September 8, 1999
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