JST(理事長 中村 道治)は、研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)のうち、平成25年度第1回募集における「フィージビリティスタディ(FS)ステージ シーズ顕在化タイプ」(研究開発期間:1年間、研究開発費:基準額800万円(~1,000万円まで))の新規課題62件を決定しました(別紙)。
A-STEPは、実用化を目指すための研究開発フェーズを対象に、課題や研究開発の特性に応じた最適なファンディングを設定し、総合的かつシームレスに推進するものです。「FSステージ シーズ顕在化タイプ」では、本格研究開発ステージへの展開を目指すシーズ候補に対し、企業ニーズにつながるシーズとしての可能性を検証します。
本年度は、革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)のビジョン注)に沿った提案を対象に平成25年3月29日(金)から5月17日(金)までの間に募集を行い、シーズ顕在化タイプに444件の応募がありました。募集締切後、外部専門家の協力のもと、評価委員会にて課題の独創性(新規性)および優位性、目標設定の妥当性、イノベーション創出の可能性、提案内容の実行可能性などの観点から審査(事前評価)し、その結果をもとに課題を決定しました。
今後、契約などの条件が整い次第、研究開発を開始する予定です。