JST(理事長 中村 道治)は、戦略的創造研究推進事業 研究領域「低エネルギー、低環境負荷で持続可能なものづくりのための先導的な物質変換技術の創出」の研究提案募集における新規採択研究代表者・研究者および研究課題を決定しました。
本事業は、社会・経済の変革につながるイノベーションを誘起するシステムの一環として、我が国が直面する重要な課題の達成に向けた基礎研究を推進し、科学技術イノベーションを生み出す創造的な新技術を創出することを目的としています。国(文部科学省)が戦略目標を設定し、そのもとにJSTが推進すべき研究領域と、研究領域の責任者(研究総括)を定めます。
本研究領域は、低炭素社会の実現や、医薬品・機能性材料などの持続的かつ発展的な生産など、我が国のみならず世界が直面している諸課題の解決に向けて、触媒による先導的な物質変換技術を創出することを目指して設定されました。
研究提案募集を行った結果、産学官各界の研究者から198件の応募がありました(別紙1)。研究総括が領域アドバイザーらの協力を得ながら書類選考と面接選考(事前評価)を実施し、50件の研究課題とその研究代表者・研究者を採択しました(別紙2)。研究領域のもとで、研究代表者が研究チームを編成する、または研究者が単独で研究を推進します。
本研究領域は研究費4千万円~3億円(5年間総額)、研究期間原則5年以内で研究を実施します。
なお、募集研究領域の戦略目標・研究領域の概要などは下記ホームページを参照してください。
ホームページURL:https://www.jst.go.jp/act-c/