JST(理事長 中村 道治)は、社会技術研究開発センター(センター長 有本 建男)の戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)における平成24年度の新規プロジェクトを決定しました(別紙1)。
社会技術研究開発は、社会の具体的な問題の解決を通して、社会的・公共的価値の創出を目指す事業です。社会問題の解決に取り組む関与者と研究者が協働するためのネットワークを構築し、競争的環境下で自然科学と人文・社会科学の知識を活用した研究開発を推進して、現実社会の具体的な問題解決に資する成果を得るとともに、得られた成果の社会への活用・展開を図ります。
本年度は、研究開発領域「コミュニティで創る新しい高齢社会のデザイン」、「科学技術イノベーション政策のための科学 研究開発プログラム」、「問題解決型サービス科学研究開発プログラム」、「研究開発成果実装支援プログラム」について募集を行いました(参考1、2)。
その結果、大学や独立行政法人、企業に加えて特定非営利活動法人なども含む多様な提案者から合計214件の応募がありました(別紙2)。
募集締め切り後、領域総括および領域アドバイザーなどの事前評価者(別紙3)が書類選考と面接選考(事前評価)を実施し、22件の研究開発プロジェクト、実装支援プロジェクト(うち1件は、実行可能性調査注1)として)、および2件のプロジェクト企画調査注2)を採択しました。
今後、契約などの条件が整い次第、研究開発などを開始する予定です。
なお、社会技術研究開発センターのホームページは下記からご覧いただけます。
ホームページURL:https://www.jst.go.jp/ristex/
- 注1) 実行可能性調査
- 研究開発プロジェクトとしての実行可能性を1年間で調査し、その結果に基づき、改めて採択・不採択についての評価を行うことを条件としたもの。
- 注2) プロジェクト企画調査
- 構想は優れているものの研究開発プロジェクトとして実施するためにはさらなる具体化が必要と判断されたものについて、年度内で企画を具体化するための調査を行うこととしたもの。
<添付資料>
参考2:社会技術研究開発の研究開発などの実施状況(平成24年度)
<お問い合わせ先>
科学技術振興機構 社会技術研究開発センター 企画運営室
〒102-0084 東京都千代田区五番町7 K’s五番町
津田 博司(ツダ ヒロシ)、金山 晋司(カナヤマ シンジ)
Tel:03-5214-0132 Fax:03-5214-0140
E-mail: