JST(理事長 中村 道治)は、科学コミュニケーション連携推進事業において、「機関活動支援(テーマ設定型)~科学と芸術の集い~」注)の採択企画2件を決定しました(別紙1)。
採択企画および実施機関は、(1)「ロボティクス演劇祭」(大阪大学)、(2)「観星会「自然と文化を語るつどい-星と音楽の夕べ-」」(茨城大学)です。
今回の選考では、応募のあった25件(別紙2)について、外部有識者から構成される委員会(委員長:高柳 雄一 多摩六都科学館 館長)により、(1)科学と芸術を効果的に組み合わせ調和させた科学コミュニケーション活動として、広く一般の方々に向けて魅力があるか、(2)科学への興味・関心の薄い層の科学への関心と理解を深めることができる科学コミュニケーション手法の新たな切り口として効果的かつ典型例となり得るか、などの観点から選考を行い、2件を採択企画として決定しました。
今後、契約などの準備が整い次第、支援を開始する予定です。
- 注) 科学コミュニケーション連携推進事業「機関活動支援(テーマ設定型)~科学と芸術の集い~」
- 科学に関する国民意識を醸成する一環で、音楽や美術などの芸術への興味や関心が高い層を対象に、科学への興味、関心を喚起する科学コミュニケーション手法の新たな切り口を探索する試みです。科学と芸術を効果的に組み合わせ調和させた科学コミュニケーション活動を通じて、広く一般の方々が、芸術を楽しみながら科学に親しみ、科学に対する関心と理解をより一層深めることができるイベントの企画を広く募集し、その実施を支援します。
- 支援期間は単年度(平成24年3月25日まで)、支援規模は1企画あたり500万円が上限です。
<添付資料>
別紙1: 科学コミュニケーション連携推進事業「機関活動支援(テーマ設定型)~科学と芸術の集い~」採択企画 一覧
別紙2: 科学コミュニケーション連携推進事業「機関活動支援(テーマ設定型)~科学と芸術の集い~」応募・採択状況について
参考: 科学コミュニケーション連携推進事業「機関活動支援(テーマ設定型)~科学と芸術の集い~」募集の概要
<お問い合わせ先>
科学技術振興機構 科学コミュニケーション推進本部 科学ネットワーク部
〒102-8666 東京都千代田区四番町5番地3
小泉 輝武(コイズミ テルタケ)、中村 武広(ナカムラ タケヒロ)
Tel:03-5214-7493 Fax:03-5214-8088