JST(理事長 北澤 宏一)は、研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)のうち、平成23年度公募におけるフィージビリティスタディ(FS)ステージ シーズ顕在化タイプ/起業検証タイプ(研究開発期間:最長1年間、研究開発費の総額:基準額800万円(~1,000万円まで))の採択課題127件を決定しました(別紙)。
A-STEPは、実用化を目指すための研究開発フェーズを対象に、課題や研究開発の特性に応じた最適なファンディングを設定し、総合的かつシームレスに推進するものです。
本年度の公募は平成23年2月14日(月)から5月11日(水)までの間に行い、シーズ顕在化タイプに697件、起業検証タイプに50件の応募がありました。公募締切後、外部専門家の協力のもと、評価委員会にて課題の独創性(新規性)および優位性、目標設定の妥当性、イノベーション創出の可能性、提案内容の実行可能性などの観点から審査(事前評価)し、その結果をもとに課題を決定しました。
今後、契約などの条件が整い次第、研究開発を開始する予定です。
なお今回は、装置・デバイス(30件)、アグリ・バイオ(25件)、医療技術(20件)、情報通信(14件)を始めとして広範な分野から採択されました。