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別紙1

「理数系教員(コア・サイエンス・ティーチャー)養成拠点構築事業」
平成23年度採択企画一覧

主たる実施機関 企画名 企画の概要
大阪教育大学
大阪府教育委員会
現職教員と学生の協同によるCST養成と理科地域拠点ネットワークの構築  現職教員と学生との協同や市町村教育委員会などの他機関との連携により、実践力と指導力のあるCSTを養成する。養成されたCSTは、常に情報交換・切磋琢磨しながら活動し、大阪教育大学科学教育センターや大阪府教育センター、地域の教育センターと広く強いネットワークを構築できるよう、ICTを利用したOCN(大阪CSTネットワーク)を導入し、CSTの活動を支援する。このネットワークを通したCSTの活動により、各地域の理科力(教員にとっての理科教育力と、児童・生徒にとっての理科の学力)の向上を図る。
香川大学
香川県教育委員会
日常生活や社会との関連を意識した授業実践力の向上をめざしたCST養成システムの構築と実践
  1. (1) 大学におけるCSTの養成対象は、教育学部の学生・大学院生のほか、工学部と農学部の学生・大学院生、現職の小学校教員・中学校教員である。
  2. (2) 学生はプログラムの2年目に、最低でも2週間に1回の割合で小・中学校の現場で授業参観や教材開発の実習を行う。
  3. (3) 現職教員の教材CSTや授業CSTが講師などを務める支援拠点での研修を学生のCST養成プログラムに位置づけるなど、教育現場と大学における養成プログラムが有機的に連動するシステムを構築する。
  4. (4) 本企画では3つのレベルのCST(小学校CST、教材CST、授業CST)を養成し、日常生活や社会との関連を意識した授業実践力の育成を図る。