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提案者の所属 ／件数 |
大学 | 国公立試験研究機関・ 独立行政法人 |
企業 | 高専 | ＮＰＯ法人 | その他 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 応募数 | ８７ | ９ | １８ | ４ | ４ | ２ | １２４ |
| 採択数 | ５ | ０ | ０ | １ | ０ | ０ | ６ |
緊急な公募にも関わらず、１２４件の応募があり、被災を受けた人たちに何らかの貢献をしたいという研究者の熱意を感じ取ることができました。多数の提案を慎重に検討した結果、以下の案件を選定しました。「応急仮設住宅の生活環境改善のための統合的実装活動プログラム」、「津波塩害農地復興のための菜の花プロジェクト」、「震災地域の重金属等土壌汚染評価」、「大型マイクロバブル発生装置による閉鎖海域の蘇生と水産養殖の復興」、「東日本大震災被災者と救援支援者における疲労の適正評価と疾病予防への支援」、「無水屎尿分離トイレの導入による被災地の衛生対策と災害に強い都市基盤の整備」、いずれも社会実装の基礎となる研究開発成果が明確なものです。
提案のほとんど全てが、プログラムの趣旨に合致し、迅速な震災の復旧・復興にさまざまな角度から取り組もうとするものでした。選考では単に実装の対象となる被災地域や人たちが明確になっているかに留まらず、実装の具体的な効果、実装組織体制や地域との連携体制、支援後の自立的活動の継続性などの観点から選考が行われました。震災復旧・復興の多岐にわたる問題全てを網羅することはできませんでしたが、研究開発成果を、時宜を失することなく社会実装につなぐことに留意しました。
今後は、本プログラムが受益者となる自治体や諸機関ならびに市民の方々によって高く評価されるように実装責任者との連携を深めていきたいと考えております。
※ 研究開発成果実装支援プログラムの詳細（募集要項など）については、以下のホームページをご覧ください。
ＪＳＴ 社会技術研究開発センター ホームページ
（「研究開発成果実装支援プログラム」提案募集情報）
ＵＲＬ：https://www.jst.go.jp/ristex/
研究開発成果実装支援プログラム ホームページ
ＵＲＬ：https://www.jst.go.jp/ristex/implementation/index.html