JSTトッププレス一覧科学技術振興機構報 第584号 > 表1
表1

染色体
番号
データセット 多型頻度
(対照/症例)
P値 アレルでのオッズ比
(95%CI)
集団への
寄与度(%)
フィンランド 0.39/0.44 5.6x10-03 1.21 (1.06-1.39) 14.1
オランダ 0.35/0.40 5.0x10-04 1.23 (1.09-1.38) 14.1
ヨーロッパ - 8.9x10-06 1.22 (1.12-1.33) -
日本 0.46/0.54 0.0011 1.30 (1.11-1.53) 14.8
全体 - 4.4x10-08 1.24 (1.15-1.34) -
フィンランド 0.18/0.22 1.4x10-03 1.31 (1.11-1.55) 11.7
オランダ 0.15/0.20 1.4x10-07 1.46 (1.27-1.68) 12.1
ヨーロッパ - 1.6x10-09 1.39 (1.25-1.55) -
日本 0.25/0.30 0.016 1.26 (1.04-1.51) 10.9
全体 - 1.4x10-10 1.36 (1.24-1.49) -
フィンランド 0.47/0.52 2.8x10-03 1.22 (1.07-1.40) 18.5
オランダ 0.55/0.62 9.5x10-07 1.33 (1.19-1.50) 30.2
ヨーロッパ - 1.5x10-08 1.29 (1.18-1.40) -
日本 0.65/0.72 0.0024 1.32 (1.10-1.58) 29.3
全体 - 1.4x10-10 1.29 (1.19-1.40) -

表1 ゲノム全域でのアソシエーション・スタディの結果得られた遺伝子多型

 フィンランド白人、オランダ白人、日本人でのアソシエーション・スタディの結果を2、8、9番染色体の遺伝子多型について示している。有意差はコクラン・アーミテージ傾向テスト注10)により、アレル注11)でのオッズ比を算出している。集団への寄与度はその多型が疾患寄与のどの程度を説明するかの目安である。