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科学技術振興機構報 第572号

平成20年10月2日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)
Tel:03-5214-8404(広報課)
URL https://www.jst.go.jp/

社会技術研究開発事業の新しい研究開発領域に関する意見・提案の募集について

 JST(理事長 北澤 宏一)は、社会技術研究開発センター(センター長 有本 建男)の社会技術研究開発事業の新しい研究開発領域で取り上げるべき事項についての意見や提案を、平成20年10月27日(月)まで募集します。
 社会技術研究開発事業とは、環境、安全安心、医療、教育分野などにおける具体的な社会問題の解決に貢献する研究開発を支援するプログラムで、これまでに「地域に根ざした脱温暖化・環境共生社会」「犯罪からの子どもの安全」をはじめとする研究開発領域を設定しています。
 研究費の助成は公募により行われ、研究者と社会問題の関与者(ステークホルダー)とが協働すること、研究開発の一環として現場において社会実証など実践的な取り組みを行なうこと、自然科学と人文・社会科学の両方を含んだ分野横断的な研究開発アプローチを取ることなどを特徴としています。
 平成21年度は、「科学的アプローチを活用した教育・学習・人材育成」に関する手法や方法論などを開発するための新しい研究開発領域の設定を検討しており、関連する研究や現場での取り組みを行う研究者、技術者、教育関係者、行政、産業界、マスコミ関係者、NPO、市民など、さまざまなステークホルダーによる、これまでにないユニークな視点を反映して、"本当に社会が必要とする研究開発"を進めるものにしたいと考えています。
 その一環として、この新しい研究開発領域で、より具体的な考えやアイデアなどを取り上げるべく、広く一般から意見や提案を募集します。

<例>最新の科学技術や学問的知見を活用した実践的研究開発
・ICT技術などの科学技術を効果的に活用した指導方法、学習環境の研究開発(理数、技術、情報、英語、特別支援など)
・問題解決能力、対人関係能力、学習意欲などの向上のための方策の研究開発
・科学技術における急速な知の集積をふまえた、新しい理数/技術教育・学習法の研究開発…など

 なお、応募方法など詳細については、下記の社会技術研究開発センターホームページをご覧ください。
  ホームページURL:https://www.jst.go.jp/ristex/

<添付資料>

別紙:「科学的アプローチを活用した教育・学習・人材育成」に関する新しい研究開発領域について
参考:社会技術研究開発事業について

<お問い合わせ先>

独立行政法人 科学技術振興機構 社会技術研究開発センター 企画運営室
担当:松丸 健一(マツマル ケンイチ)、平尾 孝憲(ヒラオ タカノリ)
〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目1番2号
Tel:03-3210-1200 Fax:03-3210-1300 E-mail: