平成20年度「日中(MOST)研究交流」新規課題募集概要
本研究交流は、日中両国の政府間合意に基づき、文部科学省が特に重要なものとして設定した中国との協力分野(「環境保全及び環境低負荷型社会の構築のための科学技術」)における研究交流を実施することにより、日中間の科学技術分野における協力および日本の科学技術の将来の発展に資することを目的としています。
「環境保全及び環境低負荷型社会の構築のための科学技術」分野の一領域である「ICT技術を利用した環境保全及び環境低負荷型社会の実現に資する研究」を募集の対象領域とします。
日本国内の大学や研究機関、企業などで研究に従事している研究者であることが必要です。採択されるためには、日本と中国において進行中の研究が強化され、さらに付加的な価値が創出される共同研究であることが必要です。
MOSTが今年の3月~4月に募集した日本との「国際科技協力計画」に中国側代表研究者が応募していない場合は、日本側研究代表者がJSTに応募するのと同時に中国側代表研究者もMOSTに特別に申請することが必要です。MOSTへの申請がなされない場合には、今回の募集の審査対象にはなりませんので、ご注意ください。詳しくは募集要項を参照してください。
原則3年
1課題あたり、総額2250万円程度/3年(750万円/1年)とします。(ただし、間接経費を含む)
支援費は、研究交流費と試験研究費で構成されます。
・ 研究交流費には旅費やシンポジウム・セミナー開催費が、試験研究費には消耗品費や設備備品費などが含まれます。
・ 間接経費として、原則として研究交流費と試験研究費の合計の10%以下を支出することができます。
5件程度
府省共通研究開発管理システム(e-Rad)から応募してください。募集関係の情報は、JST 国際部ホームページからも入手できます。
e-Rad ポータルサイトURL : http://www.e-rad.go.jp/
JST 国際部ホームページURL : https://www.jst.go.jp/inter/index.html
・ | 募集期間 | : | 平成20年 | 7月15日 (火) ~ 9月30日 (火) (午後5時締切) | |
・ | 審査 | (予定) | : | 同年 | 10~11月 |
・ | 課題選定 | (予定) | : | 同年 | 12月頃 |
・ | 契約 | (予定) | : | 平成21年 | 1月頃 |
JSTとMOSTで別々に選任された専門家で構成される委員会が全ての提案書の評価を行った後、この評価結果をもとにJSTとMOSTが協力して支援する課題を選定します。
以下の基準を適用します。





本事業の研究交流費は試験研究費にも用いることができますが、本事業の趣旨が国際研究交流を支援することにある点に鑑み、研究交流費により多く配分することが期待されています。