資料２　原子力システム研究開発事業（受託事業）

　文部科学省は、平成１７年度から「原子力システム研究開発事業」として、革新的原子力システムの実現に資することを目的とした研究開発課題を募集しています。独立行政法人科学技術振興機構（ＪＳＴ）は、文部科学省から委託を受け、本事業に関する募集、審査などに係る執行管理事務を実施しています。
　本事業では、以下に示す「特別推進分野」と「基盤研究開発分野」との２つの分野で研究開発課題を募集しています。

※総事業費：平成１７年度　約１２１億円
平成１８年度　約　６３億円
平成１９年度　約　５２億円
平成２０年度　約　５７億円

＜特別推進分野＞

文部科学省が評価した有望な革新的原子力システム候補に対する実用化を目途とした技術体系の整備を見据えた枢要技術に関する研究開発

研究開発に要する経費：年間４億円程度を上限（間接経費含む）
研究開発期間：４年以内
（採択課題数：平成１８年度９件）

＜基盤研究開発分野＞

■革新技術創出型研究開発（革新的原子炉技術、核燃料サイクル技術）
革新的原子力システムや革新的な技術およびそれらの開発を支える共通基盤技術を創出するための研究開発

研究開発に要する経費：平成１７年度　年間３千万円～３億円（間接経費除く）
平成１８年度　年間１．５億円を上限（間接経費含む）
平成１９・２０年度　年間１億円を上限（間接経費含む）

研究開発期間：平成１７年度　３年～５年（原則３年または５年）
平成１８年度以降　原則３年

（採択課題数：平成１７年度１３件,１８年度１２件,１９年度５件，２０年度４件）