1.社会技術研究開発事業における平成20年度の提案募集の対象
JSTの社会技術研究開発センターでは、平成20年度に新たに研究開発に取り組む対象として、「地域に根ざした脱温暖化・環境共生社会」研究開発領域を設定しました(平成20年4月4日 機構報第502号)。
この研究開発領域において、同名の研究開発プログラムを設定し、研究開発プロジェクトの募集を開始します。また、既存の研究開発プログラム「科学技術と社会の相互作用」および「犯罪からの子どもの安全」においても、研究開発プロジェクトの募集を開始します。なお、研究開発プログラム「科学技術と社会の相互作用」および「犯罪からの子どもの安全」においては、研究開発プロジェクトの提案を具体化するための企画調査(プロジェクト企画調査)の提案も募集します。
研究開発領域 | 領域総括 | 研究開発プログラム |
地域に根ざした 脱温暖化・環境共生社会 |
堀尾 正靱 (東京農工大学 元教授) |
地域に根ざした 脱温暖化・環境共生社会 |
犯罪からの子どもの安全 | 片山 恒雄 (東京電機大学 教授) |
犯罪からの子どもの安全 |
科学技術と人間 | 村上 陽一郎 (東京大学 特任教授) |
科学技術と社会の相互作用 |
研究開発プログラム | 募集対象 | 規模 |
「地域に根ざした 脱温暖化・環境共生社会」 |
研究開発プロジェクト | 実施期間 :3~5年 研究開発費: (カテゴリーI)数百万円/年 (カテゴリーII)1~3千万円程度/年 |
「犯罪からの 子どもの安全」 |
研究開発プロジェクト | 実施期間 :1~4年 研究開発費:5千万円程度/年(上限) |
プロジェクト企画調査 | 実施期間 :6ヶ月 企画調査費:3百万円程度(上限) | |
「科学技術と社会の 相互作用」 |
研究開発プロジェクト | 実施期間 :1~4年 研究開発費:数百万~数千万円程度/年 |
プロジェクト企画調査 | 実施期間 :6ヶ月 企画調査費:数百万円 |
2.研究開発プロジェクトおよびプロジェクト企画調査について
(1)研究開発プロジェクト
研究開発プロジェクトの提案としては主に以下のことが求められます。
達成しようとする目標および成果と、それを達成するためのスケジュールや方法が明確かつ具体的に示されていること。
達成しようとする成果としては、何らかの知識を得ることに留まらず、社会の問題解決に資する具体的な成果として、以下のカテゴリーのいずれかが求められる。
達成しようとする目標および成果に合わせて、解決しようとする具体的な問題に取り組む人々と研究者がチームを形成し、役割分担を明確にすること。
研究開発プロジェクトの提案としては主に以下のことが求められます。


I)社会の問題を解決するための選択肢を提示しようとするもの(政策提言、研究開発のあり方に関する提言など)。
II)社会の問題解決に資する具体的な技術や手法などについて、その実証まで行おうとするもの。

(2)プロジェクト企画調査
研究開発プログラム「犯罪からの子どもの安全」および「科学技術と社会の相互作用」では、プロジェクト企画調査を併せて募集します。
プロジェクト企画調査は、研究開発プロジェクトの提案を具体化するための企画調査を行うものです。プロジェクト企画調査の実施者はその終了後に、次年度の研究開発プロジェクトの募集に応募することが期待され、応募された提案は他の提案と同様に審査されます。
なお、「地域に根ざした脱温暖化・環境共生社会」を含む全てのプログラムにおいて、研究開発プロジェクトとして提案された中から、構想としては優れているものの、提案のさらなる具体化が必要なものをプロジェクト企画調査に変更していただき、採択することがあります。
研究開発プログラム「犯罪からの子どもの安全」および「科学技術と社会の相互作用」では、プロジェクト企画調査を併せて募集します。
プロジェクト企画調査は、研究開発プロジェクトの提案を具体化するための企画調査を行うものです。プロジェクト企画調査の実施者はその終了後に、次年度の研究開発プロジェクトの募集に応募することが期待され、応募された提案は他の提案と同様に審査されます。
なお、「地域に根ざした脱温暖化・環境共生社会」を含む全てのプログラムにおいて、研究開発プロジェクトとして提案された中から、構想としては優れているものの、提案のさらなる具体化が必要なものをプロジェクト企画調査に変更していただき、採択することがあります。
3.募集・選考の主なスケジュールについて
(1)募集期間
平成20年4月17日(木)~6月10日(火)正午※1<厳守>
平成20年4月17日(木)~6月10日(火)正午※1<厳守>
(2)選考スケジュール
書類選考期間 | 平成20年 6月中旬~7月中旬 |
書類選考結果の通知 | 同年 7月中 |
面接選考期間※2 | 同年 8月上旬 |
採択の通知・発表 | 同年 8月中 |
研究開発プロジェクトおよび プロジェクト企画調査の開始 |
同年 10月以降 |
ご注意)二重下線を付した募集期間については確定していますが、募集終了以降の他の日程は全て予定であり、今後変更となることもあります。
※1:府省共通研究開発管理システム〔e-Rad〕による受付期限日時
※2:現在調整中のため、日程が確定次第、下記のホームページに掲載します。
4.応募方法および募集要項などの具体的な情報の入手方法について
平成20年4月17日より、以下のホームページにおいて募集に必要な情報の入手が可能となります。 JST社会技術研究開発センターホームページ
府省共通研究開発管理システム(e-Rad)ホームページ
※ 提案の応募は、「府省共通研究開発管理システム(e-Rad)」からのみ可能です(「紙媒体」または「電子メール」による提案書の提出は受け付けておりません)。
平成20年6月10日(火)正午(12時)までに、提案書をアップロードし、[確認完了・提出]の操作を行ったものまでが受け付けられますのでご注意ください。
「受付状況一覧」画面において、提案書の処理状況が[配分機関受付中]になっていることをご確認ください。
平成20年6月10日(火)正午(12時)までに、提案書をアップロードし、[確認完了・提出]の操作を行ったものまでが受け付けられますのでご注意ください。
「受付状況一覧」画面において、提案書の処理状況が[配分機関受付中]になっていることをご確認ください。