社会技術研究開発事業 平成19年度
研究開発プロジェクト及びプロジェクト企画調査の提案 募集概要
1.社会技術研究開発事業における平成19年度の提案募集の対象
JSTの社会技術研究開発センターでは、平成19年度に新たに研究開発に取り組む対象として、研究開発領域「犯罪からの子どもの安全」を設定しました。この研究開発領域において、同名の研究開発プログラムを設定し、研究開発プロジェクトの募集を開始します。また、平成17年度に発足した「科学技術と人間」研究開発領域において、新たに研究開発プログラム「科学技術と社会の相互作用」を設定し、研究開発プロジェクトの募集を開始します。
これらの新規研究開発プログラムにおいては、平成19年度は新たな実施形態として、研究開発プロジェクトの提案に加えて、研究開発プロジェクトの提案を具体化するための企画調査(プロジェクト企画調査)の提案も募集します。
また、平成17年度に発足した「情報と社会」研究開発領域の研究開発プログラム「ユビキタス社会のガバナンス」では、昨年度と同様に研究開発プロジェクトを募集し、採択されたものの中から6ヶ月後に、その後2.5年間の研究開発を進める課題の絞り込みを行います。
これらの新規研究開発プログラムにおいては、平成19年度は新たな実施形態として、研究開発プロジェクトの提案に加えて、研究開発プロジェクトの提案を具体化するための企画調査(プロジェクト企画調査)の提案も募集します。
また、平成17年度に発足した「情報と社会」研究開発領域の研究開発プログラム「ユビキタス社会のガバナンス」では、昨年度と同様に研究開発プロジェクトを募集し、採択されたものの中から6ヶ月後に、その後2.5年間の研究開発を進める課題の絞り込みを行います。
【平成19年度に提案を募集する研究開発領域及び研究開発プログラム】
研究開発領域 | 領域総括 | 研究開発プログラム |
犯罪からの子どもの安全 | 片山 恒雄 (東京電機大学工学部 教授) | 犯罪からの子どもの安全 |
科学技術と人間 | 村上 陽一郎 (国際基督教大学大学院 教授) | 科学技術と社会の相互作用 |
情報と社会 | 土居 範久 (中央大学理工学部 教授) | ユビキタス社会のガバナンス |
※「科学技術と人間」研究開発領域の研究開発プログラム「21世紀の科学技術リテラシー」については、新規研究開発プログラム「科学技術と社会の相互作用」の研究開発の目標と範囲に包含されることから、「21世紀の科学技術リテラシー」としての平成19年度以降の募集は行わないこととしました。
【平成19年度に各研究開発プログラムにおいて募集する対象】
研究開発プログラム | 募集対象 | 規模 | |||
「犯罪からの子どもの安全」 | 研究開発プロジェクト | 実施期間:1~5年 研究開発費:数百万~1億円程度/年 | |||
プロジェクト企画調査 | 実施期間:6ヶ月 企画調査費:数百万円 | ||||
「科学技術と社会の相互作用」 | 研究開発プロジェクト | 実施期間:1~5年 研究開発費:数百万~数千万円程度/年 | |||
プロジェクト企画調査 | 実施期間:6ヶ月 企画調査費:数百万円 | ||||
「ユビキタス社会のガバナンス」 | 研究開発プロジェクト | 実施期間:6ヶ月 研究開発費:100~500万円
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2.研究開発プロジェクト及びプロジェクト企画調査(新設)について
(1)研究開発プロジェクト
研究開発プロジェクトの提案としては主に以下のことが求められます。
研究開発プロジェクトの提案としては主に以下のことが求められます。
達成しようとする目標及び成果と、それを達成するためのスケジュールや方法が明確かつ具体的に示されていること。
達成しようとする成果としては、何らかの知識を得ることに留まらず、社会の問題解決に資する具体的な成果として、以下のカテゴリーのいずれかが求められる。
I)社会の問題を解決するための選択肢を提示しようとするもの(政策提言、研究開発のあり方に関する提言など)。
II)社会の問題解決に資する具体的な技術や手法等について、その実証まで行おうとするもの。
達成しようとする目標及び成果に合わせて、解決しようとする具体的な問題に取り組む人々と研究者がチームを形成し、役割分担を明確にすること。
(2)プロジェクト企画調査
プロジェクト企画調査は、構想は優れているが、有効な提案とするにはさらなる検討が必要な場合に、提案者を中心とした関与者による具体的なプロジェクト提案の検討を行うものです。プロジェクト企画調査の実施者は、その終了後に、次年度の研究開発プロジェクトの募集に応募することが期待され、応募された提案は他の提案と同様に審査されます。
なお、プロジェクト企画調査の提案からの採択に加えて、研究開発プロジェクトとして提案された中から、構想としては優れているものの、提案のさらなる具体化が必要なものをプロジェクト企画調査に変更していただき、採択することがあります。
プロジェクト企画調査は、構想は優れているが、有効な提案とするにはさらなる検討が必要な場合に、提案者を中心とした関与者による具体的なプロジェクト提案の検討を行うものです。プロジェクト企画調査の実施者は、その終了後に、次年度の研究開発プロジェクトの募集に応募することが期待され、応募された提案は他の提案と同様に審査されます。
なお、プロジェクト企画調査の提案からの採択に加えて、研究開発プロジェクトとして提案された中から、構想としては優れているものの、提案のさらなる具体化が必要なものをプロジェクト企画調査に変更していただき、採択することがあります。
3.選考の主なスケジュールについて
<下表に記載の日付は、全て平成19年>募集開始 | 4月27日(金) |
応募受付締め切り (電子公募システムによる受付期限日時) |
6月28日(木) 正午12時<厳守> |
書類選考期間 | 7月上中旬 |
書類選考結果の通知 | 7月下旬~8月上旬 |
面接選考期間 (現在調整中;日程が確定次第提案募集 ホームページhttps://www.jst.go.jp/ristex/に掲載します。) |
8月中下旬 |
採択の通知・発表 | 9月中旬 |
研究開発プロジェクト及びプロジェクト企画調査の開始 | 10月以降 |
ご注意) | 下線を付した日付は、確定していますが、他の日程は全て予定です。 今後変更となることもあります。 |
4.応募方法及び募集要項等の具体的な情報の入手について
本日より以下のホームページにおいて募集に必要な情報の入手が可能となります。JST社会技術研究開発センターホームページ URL https://www.jst.go.jp/ristex/
また、提案の応募は、「JST電子公募システムホームページ」からのみ可能です(「紙媒体」又は「電子メール」による提案書の提出は受け付けていません)。
JST電子公募システムホームページ URL https://puf.jst.go.jp/rqp/
平成19年6月28日(木)正午12時までに、提案書をアップロードし、[確認完了]の操作を行ったものまでが受け付けられますので、ご注意下さい。
「処理状況確認・研究提案書修正」画面において、提案書の処理状況が[申請済み]になっていることをご確認ください。