科学技術振興機構報 第1872号

2026(令和8)年9月17日

科学技術振興機構(JST)

戦略的創造研究推進事業 CRONOSにおける
2026年度新規研究開発課題の決定について

JST(理事長 橋本 和仁)は、戦略的創造研究推進事業 情報通信科学・イノベーション基盤創出(CRONOS)の2026年度における新規研究開発課題を決定しました。

CRONOSは、情報通信分野の重要性が世界的にますます高まっていることを踏まえ、Society 5.0以降を見据えた未来社会における大きな社会変革を実現可能とする革新的な情報通信技術の創出と、革新的な構想力を有した研究人材育成に取り組み、日本の情報通信技術の強化を目指すものです。

本プログラムは2024年度の開始以来、今回で3回目の募集を迎えました。2026年度は昨年度同様、主に情報通信分野を支援する中尾領域(プログラムオフィサー(PO):中尾 彰宏)と、主に情報処理分野を支援する川原領域(PO:川原 圭博)の2領域で提案募集を行いました。募集は2026年3月4日(水)~5月20日(水)に実施し、全体で14件の採択予定に対して産学官各界より115件もの応募がありました。

募集締め切り後、POが領域アドバイザー(AD)らの協力を得ながら、領域ごとに書類選考と面接選考を行いました。厳正な選考を経て、12件の採択課題を決定しました。なお、一部提案については選考が継続しているため、今後最大で2件の追加採択の可能性があります。決まり次第、CRONOSウェブサイトでお知らせします。

各領域でのマネジメントの下、成果最大化に向けて研究開発を推進します。

■篠原 弘道 プログラムディレクター(PD)のコメント

今年度も、CRONOSが掲げるグランドチャレンジの実現に向けて、独創性と挑戦性に富んだ研究提案が多数寄せられました。PO・ADによる厳正な審査・議論の結果、情報通信分野の未来を大きく切り開く可能性を持つ研究開発課題を採択できました。情報通信技術は社会・産業・人々の活動基盤としてますます重要性を増しています。CRONOSでは、卓越した基礎研究の推進に加え、その成果が将来の社会変革へとつながることを重視しています。採択課題から新たな研究潮流が生まれ、多様な研究者の参画によって研究の裾野が広がっていくことを期待しています。採択された研究開発課題が、それぞれの挑戦的な目標に向けて研究を発展させるとともに、情報通信分野の未来を切り開く原動力となるよう、研究推進や社会との対話、ステークホルダーとの連携等の観点から継続的に支援をしていきたいと考えています。

事業および選考・採択結果の詳細は以下のウェブページを参照してください。

事業について:https://www.jst.go.jp/kisoken/cronos/

採択課題一覧など:https://www.jst.go.jp/kisoken/cronos/koubo/2026/list.html

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