科学技術振興機構報 第1847号

2026(令和8)年5月11日

科学技術振興機構(JST)

研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)実装支援(返済型)
株式会社FLOSFIAへの開発支援の決定について

JST(理事長 橋本 和仁)は、研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)実装支援(返済型)の2025年度募集において、株式会社FLOSFIA(本社:京都府京都市、代表取締役社長:四戸 孝)に対する開発支援を決定しました。

本事業は、大学等の研究成果(技術シーズ)の社会実装を目指すスタートアップ等を対象に、革新的な製品・サービス創出に向けた実用化開発を開発費の貸し付け(無利子)により支援するものです。

株式会社FLOSFIAは、京都大学で開発された低コストの結晶製造法である「ミストCVD」を改良した独自の「ミストドライ®法」を用いた、α型酸化ガリウム(α-Ga₂O₃)パワー半導体の開発・実装を進めています。

本事業の支援でα型酸化ガリウムの材料特性を活かした世界最高水準の低損失かつ高耐圧を持つパワーMOSFETを開発し、電力変換の高効率化と低コスト化を両立する実装技術として普及を目指します。

なお、本事業では、外部専門家で構成される評価委員会にて、技術シーズの新規性・優位性、イノベーション創出の可能性、研究開発の目標・計画、事業化の可能性、財務状況などの観点から応募相談・選考を行い、開発支援を決定しました。

<プレスリリース資料>

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