科学技術振興機構報 第1815号

2025(令和7)年12月10日

科学技術振興機構(JST)

研究成果展開事業 共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)
未来共創分野 フェーズ1 2025年度新規採択プロジェクトの決定について

JST(理事長 橋本 和仁)は、研究成果展開事業 共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT) 未来共創分野 フェーズ1の2025年度募集において、計3件のプロジェクトの新規採択を決定しました。

本プログラムは、大学等を中心として、企業や地方自治体・市民など多様なステークホルダーを巻き込んだ産学官共創により、未来のありたい社会像をビジョンとして掲げ、その実現のため「バックキャストによるイノベーションに資する研究開発」とそれを支える「自立的・持続的な拠点の形成が可能な産学官共創システムの構築」をパッケージで推進します。

2025年度は「未来共創分野」を新たに設定し、提案を募集しました。6月27日(金)から8月21日(木)正午まで公募を実施した結果、49件の応募がありました。募集締め切り後、未来共創分野のプログラムオフィサー(PO)がアドバイザーの協力を得て、書類審査および面接審査を実施した結果、3件のプロジェクトを採択しました。

今後、採択プロジェクトの中核となる代表機関が、参画機関などと共に、必要に応じてPOおよびアドバイザーなどの助言・指導などを得ながら、プロジェクト実施計画の練り上げを行いつつプロジェクトを推進します。

詳細は以下ウェブページを参照してください。

URL:https://www.jst.go.jp/pf/platform/index.html

<プレスリリース資料>

<お問い合わせ>

科学を支え、未来へつなぐ

例えば、世界的な気候変動、エネルギーや資源、感染症や食料の問題。私たちの行く手にはあまたの困難が立ちはだかり、乗り越えるための解が求められています。JSTは、これらの困難に「科学技術」で挑みます。新たな価値を生み出すための基礎研究やスタートアップの支援、研究戦略の立案、研究の基盤となる人材の育成や情報の発信、国際卓越研究大学を支援する大学ファンドの運用など。JSTは荒波を渡る船の羅針盤となって進むべき道を示し、多角的に科学技術を支えながら、安全で豊かな暮らしを未来へとつなぎます。

JSTは、科学技術・イノベーション政策推進の中核的な役割を担う国立研究開発法人です。

前に戻る