JST(理事長 橋本 和仁)は、日ASEAN科学技術・イノベーション協働連携事業(NEXUS)日本-ベトナム国際共同研究「半導体」において、新規課題の採択を決定しました。
NEXUSでは、これまでの日ASEANの長きにわたる国際共同研究や研究人材交流の取り組みを基盤とし、双方の強みを生かした柔軟で重層的な科学技術協力を推進しています。
その取り組みの1つである「国際共同研究」では、日本とASEAN諸国との共通重点分野における国際共同研究の提案を募集し、採択された国際共同研究課題に対して研究費を支援します。
今回、その一環として、ベトナム科学技術省(MST)と共同で、「半導体」分野の国際共同研究課題の募集を行いました。
なお、本公募においては、国際共同研究に資する研究人材育成の取り組みも支援します。
今回の募集には17件の応募があり、両国の専門家による評価、JSTとMSTとの協議により5件の採択を決定しました。
研究実施期間は3.5年間(42カ月)を予定しています。
<プレスリリース資料>
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