科学技術振興機構報 第1751号

令和7年3月3日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)
日本-ニュージーランド(MBIE)「減災・災害対応・復興」領域における
新規課題の決定について

JST(理事長 橋本 和仁)は、戦略的国際共同研究プログラム(SICORP) 日本-ニュージーランド共同研究の「減災・災害対応・復興」領域において、新規課題の採択を決定しました。

SICORPは、省庁間の合意に基づき、文部科学省が特に重要なものとして設定した協力国・地域および分野において、相手側のファンディングエージェンシーと共同で研究提案の募集を行い、採択された国際共同研究課題に対して研究費を支援します。日本-ニュージーランド共同研究では、ニュージーランド企業・技術革新・雇用省(MBIE)との合意に基づき、「減災・災害対応・復興」領域の2国間共同研究課題の募集を行いました。

今回の募集には28件の応募があり、両国の専門家の評価、JSTとMBIEとの協議により、全3件の採択を決定しました。

研究実施期間は3年間(36ヵ月)を予定しています。

<プレスリリース資料>

<お問い合わせ先>

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JSTは、科学技術・イノベーション政策推進の中核的な役割を担う国立研究開発法人です。

(英文)“JST to jointly fund three research projects with MBIE of New Zealand on the theme of Disaster Mitigation, Response and Recovery under the SICORP framework”

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