科学技術振興機構報 第1678号

令和6年3月29日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

ムーンショット型研究開発事業
ムーンショット目標10におけるプロジェクトマネージャー募集について

JST(理事長 橋本 和仁)は、ムーンショット型研究開発事業において、内閣府 総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)の決定に基づく新たなムーンショット目標10について、その達成に向けた研究開発を推進するプロジェクトマネージャー(PM)を募集します。

ムーンショット型研究開発事業は、超高齢化社会や地球温暖化問題など重要な社会課題に対し、人々を魅了する野心的な目標(ムーンショット目標)を国が設定し、挑戦的研究開発を推進すべき分野・領域などとして文部科学省により定められた研究開発構想に基づき、研究開発を推進するものです。JSTでは、すでに決定された9つのムーンショット目標のうち、6つのムーンショット目標を担当し、その達成を目指す複数の研究開発プロジェクトを推進しています。

JSTは、新たに設定されたムーンショット目標10について、ムーンショット目標に関する研究開発全体の責任者であるプログラムディレクター(PD)を以下の通り任命しました。今回募集するPMは、PDの下で、ムーンショット目標達成および研究開発構想実現に至るシナリオの策定、研究開発プロジェクトの設計、研究開発体制の構築、研究開発プロジェクトの実施管理などを行います。令和6年3月29日(金)~6月4日(火)正午までPMを募集し、PDが外部専門家らの協力を得ながらPMを選考します。

PMを募集するムーンショット目標およびPDは以下の通りです。

目標10「2050年までに、フュージョンエネルギーの多面的な活用により、地球環境と調和し、資源制約から解き放たれた活力ある社会を実現」

PD:吉田 善章(自然科学研究機構 核融合科学研究所 所長)

<プレスリリース資料>

<お問い合わせ先>

科学を支え、未来へつなぐ

例えば、世界的な気候変動、エネルギーや資源、感染症や食料の問題。私たちの行く手にはあまたの困難が立ちはだかり、乗り越えるための解が求められています。JSTは、これらの困難に「科学技術」で挑みます。新たな価値を生み出すための基礎研究やスタートアップの支援、研究戦略の立案、研究の基盤となる人材の育成や情報の発信、国際卓越研究大学を支援する大学ファンドの運用など。JSTは荒波を渡る船の羅針盤となって進むべき道を示し、多角的に科学技術を支えながら、安全で豊かな暮らしを未来へとつなぎます。

JSTは、科学技術・イノベーション政策推進の中核的な役割を担う国立研究開発法人です。

前に戻る