JST(理事長 橋本 和仁)は、出資型新事業創出支援プログラム(SUCCESS)において、株式会社DigitalArchi(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役 松岡 康友、以下「DigitalArchi」という)への出資を実行いたしました。
DigitalArchiは、慶應義塾大学の研究成果を活用し、大型3Dプリンターを使用した建築用樹脂製コンクリート型枠、内外装パネルなどの建築部材を製造、販売するスタートアップです。
材料に再生プラスチックを使用することで、脱炭素社会、資源循環による持続可能な社会の実現に取り組んでいます。
今後、拠点開設や大型3Dプリンターの増設による型枠の生産力強化を進め、建設現場での実証実験を加速させます。深刻な社会課題である「建築における労働力不足・高齢化問題、廃棄プラスチック問題」に対し、デジタル技術を活用して建築のプロセスを進化させ、型枠職人と共に持続可能な社会の実現に貢献することを目指します。
DigitalArchiは、JSTの「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」の令和5年度昇格拠点である「リスペクトでつながる「共生アップサイクル社会」共創拠点」(代表機関:慶應義塾大学)や「センター・オブ・イノベーション(COI)プログラム」の「感性とデジタル製造を直結し、生活者の創造性を拡張するファブ地球社会創造拠点」(中核機関:慶應義塾大学、実施期間:平成25年度~令和3年度)などの研究開発成果を基に、令和5年6月に設立されました。
JSTは平成26年4月より「出資型新事業創出支援プログラム」(SUCCESS:SUpport Program of Capital Contribution to Early-Stage CompanieS)を実施しています。本事業は、JSTの研究開発成果の実用化を目指すベンチャー企業に対しJSTが出資並びに人的および技術的援助を行うことでその創出および成長を促進し、当該ベンチャー企業が行う事業活動を通じてJSTの研究開発成果の実用化・社会還元を促進することを目的としています。出資を通じてJSTがベンチャー企業の株主になることで、民間の資金を誘引する「呼び水効果」も志向しています。
<プレスリリース資料>
- 本文 PDF(150KB)
<お問い合わせ先>
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<DigitalArchiに関すること>
株式会社DigitalArchi
〒248-0007 神奈川県鎌倉市大町1-1-14
担当:代表取締役CEO 松岡 康友
E-mail:infodigital-archi.com
URL:https://www.digital-archi.com/ -
<SUCCESS事業に関すること>
科学技術振興機構 スタートアップ・技術移転推進部
スタートアップ出資・支援室
〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町
朝賀 克栄(アサカ カツエイ)
Tel:03-6380-9014 Fax:03-5214-0017
E-mail:entrejst.go.jp
科学を支え、未来へつなぐ
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