科学技術振興機構報 第1665号

※プレスリリース資料7ページ(課題5)の課題名に変更があったため差し替えました(令和6年2月28日)。

※プレスリリース資料8ページ(課題6)のプロジェクトリーダーに変更があったため差し替えました(令和6年2月16日)。

令和6年2月1日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)
EIG CONCERT-Japan「カーボンニュートラルな都市の実現に向けたソリューション」における
令和5年度新規課題の決定について

JST(理事長 橋本 和仁)は、戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)で実施するEIG CONCERT-Japanにおいて、新規採択課題を欧州の7ヵ国8研究助成機関と共同で決定しました。

EIG CONCERT-Japanは、欧州各国と日本が連携して共同研究を推進する多国間共同研究プログラムです。

今回の募集は10回目にあたり、2023年5月23日から8月1日にかけて、JSTと欧州7ヵ国8研究助成機関との協力により「カーボンニュートラルな都市の実現に向けたソリューション」の分野で新規課題を募集しました。その結果、持続可能なスマート・アーバン・モビリティや二酸化炭素(CO)排出量の削減技術、水質の改善など、計15件の応募があり、各国の専門家との協議に基づいて、6件の採択課題を決定しました。研究期間は約3年間、日本側の研究費(予算額)は1課題当たり総額1,820万円(間接経費込み)を上限としています。

<プレスリリース資料>

<お問い合わせ先>

科学を支え、未来へつなぐ

例えば、世界的な気候変動、エネルギーや資源、感染症や食料の問題。私たちの行く手にはあまたの困難が立ちはだかり、乗り越えるための解が求められています。JSTは、これらの困難に「科学技術」で挑みます。新たな価値を生み出すための基礎研究やスタートアップの支援、研究戦略の立案、研究の基盤となる人材の育成や情報の発信、国際卓越研究大学を支援する大学ファンドの運用など。JSTは荒波を渡る船の羅針盤となって進むべき道を示し、多角的に科学技術を支えながら、安全で豊かな暮らしを未来へとつなぎます。

JSTは、科学技術・イノベーション政策推進の中核的な役割を担う国立研究開発法人です。

(英文)“JST to fund six projects as a part of the EIG CONCERT-Japan framework of the
Strategic International Collaborative Research Program (SICORP)”

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